【投資】2020年3月の資産運用の状況

投資・マネー

投資運用状況」ページを更新しました。

新型コロナウイルス(COVID-19)の蔓延により、各国が外出の禁止や入国制限などの対策に乗り出し、経済活動がマヒ状態に陥りました。

東京オリンピックの延期も決定。これまで踏み止まっていた日本の感染者数もここに来て加速度的に増加し、このままいけば東京のロックダウン(都市閉鎖)も現実味を帯び始めています。

さて、1月から2月にかけて、高値覚えのまま下落のたびに買い進めていましたが、高値から20%下落して弱気相場入りしたことでようやく目を覚まし、何とかルール通りの運用に軌道修正することができました。

そんなわけで、引き続き新型コロナウイルスに翻弄された3月の運用状況についてご報告します。

3月の取引の状況

3月は以下の銘柄を購入しました。

日本株は東海カーボン(5301)を新規購入、一方米国株はコア5のうち下位2銘柄のマクドナルド(MCD)とユニオン・パシフィック(UNP)、そしてレイセオン(RTN)をそれぞれ買い増ししました。

正直、底入れはまだまだだと思っていますが、投資下手が底入れを読むことなんて最初から諦めてますので、ルールに従い、あらかじめ決められた日に値ごろ感のある株を成行買いして、株数を集めることに専念します。

飛ぶ鳥を落とす勢いだったマスターカード(MA)やナイキ(NKE)。これまでコア5をいくら買い増してもなかなか牙城を崩すことができませんでしたが、 今回どちらも株価を大きく下げており、ようやくコア5が上位5位を占めるようになりました。

3月末のアセットアロケーションの状況

次にアセットアロケーションの状況について報告したいと思います。

これまで食い止まっていたJ-REITの株価が崩壊し、総資産の下落に拍車をかけました。金融資産は軒並み現金に換金され、リスク資産から退避している様子。目標値からはそれぞれ大きく乖離していますが、この急場は株式優先で投資を続けます。

現金はだいぶ使ってしまいましたが、いざとなれば国内債券を売却してでも株式にテコ入れします(あくまで国内債券は最後の切り札なので、取り崩すような事態にならずに済むのが一番ですが・・・)。

3月の配当金の状況

配当金の内容は以下の通りとなっています。

3月の受取配当金の合計は、昨年同月対比で+52%と大幅な増加となりました。コア5と位置付けたJNJやMCD、MMMに加え、ハネウェル(HON)などの主力銘柄から軒並み配当金が入りました。

また、目新しいところではユナイテッドヘルス(UNH)から初めての配当を享受しました。購入以来大幅に株価を下げていますが、配当をいただきつつ、気長に株価の回復を待ちたいと思います。

なお、今月はLブランズ(LB)やエクソン・モービル(XOM)などの高配当銘柄からも配当金を受け取りましたが、高配当株投資の戦略の見直しにより、今後は高配当株への直接投資はせず、SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD)を活用します。

新型コロナウイルスに端を発した株価暴落で資産は絶賛激減中ですが、今回の急落を受けてポートフォリオの問題点が浮き彫りになり、投資戦略を見つめ直すには良いきっかけになっています。今回実施する改善点の1つとして、高配当株への投資戦略を見直すことにしました。浮き彫りになったポートフォリオ(資産管理上)の問題点私のポートフォリオは銘柄数が多いことに加えて、バリュー株や高配当株が混在しています。これまで様々な投資手法に触れてきて、その都度感化されてきたせいですが、一言で言うと節操がなく一貫性もありません...

保有銘柄と資産の推移

最後に、保有する銘柄と資産の推移は以下の通りです。

資産総額は前月対比で▲8.43%と3カ月連続のマイナスとなりました。年初からは▲16.89%の落ち込みとなっています。今月で含み益はすっかり消え、含み損に転落しています。

ただし、今のところ比較的健闘している方かなぁと個人的には思ったりしていて、案外楽観的です。下げるなら6月のボーナスが入るまではダラダラと下げ続けて欲しいところ。

株価は相変わらずボラティリティが大きく、市場の話題は底入れの時期ですが、パンデミックが収束に向かい一度底入れしても、決算発表でその被害が顕在化すれば2番底もあるでしょうから、今後もルールを守り、粛々と運用していきたいと思います。

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