バオバブのある生活に憧れて#2~アダンソニア・ディギタータ播種・リベンジ~
前回蒔いたバオバブ(アダンソニア・ディギタータ)の種ですが、結局5粒撒いて、発芽したのはたった1つのみでした。
しかも発芽した1つも殻を破り切れず力尽き、結局全滅という残念な結果に。播種の時期が早かったとはいえ、ここまで発芽率が悪いとは・・・。
多少適当でも発芽してくれるだろうと高を括っていましたが、このような結果に播種の時期や下処理がいい加減だったと反省しています。(ヤスリが無くておろし金で殻を削っているのだからいい加減にも程がある・・・。)
ようやく梅雨も明け、バオバブの播種には最適な時期が到来。改めてバオバブを発芽させるべくリベンジすることに。
今回はバオバブパウダーを扱っているお店から種を取り寄せました。播種の方法についても詳細に紹介していますので、参考にすれば間違いないかな、と。
10粒とのことでしたが届いたのは13粒。ただ、サイズは不揃いで小さいモノはきっと発芽しないだろうなぁと思いながら、とりあえず同封のリーフレットをもとに半分撒いてみることに。
種がかぶるくらいに水を浸し、水が汚れてきたら交換しながら4日~1週間ほどで発根してくるまで待つだけの簡単なもの。白い根が出たら土に植え替え、二葉が出るまでは土を乾かさず、その後は土の表面が乾いたらたっぷり与えるそう。
浸水して1週間ほどしてようやく1つ発根を確認。やはり遅いなぁ。
そんな発芽率なので、これはあと半分も残しておいても仕方がないなぁと思い、1週間遅れですが発芽促進法を施してから水に浸すことに。
最初は種の背中(ヘソの反対側)をヤスリで削る「種皮削剥」法を採用しようと思ったのですが、1,2粒削った時点でヤスリ掛けがしんどくなってきたので、途中で断念。
70~80℃のお湯に浸す「熱湯浸漬」法に変更したところ、気温のおかげもあって浸水した翌日に早くも1つ発根を確認、2日後にはもう1つも発根しました。早い早い!
赤玉土と腐葉土をブレンドした土に、発根したヘソの方を下向きにして3cmほど地中に埋めます。土が乾かぬように水を与え続けると1週間ほどで二葉が出るそう。前回は殻が破れずに枯れた前例があるので自力で破れるか心配です。
殻が固く二葉が出ない場合には、今度はニッパー等で救済する予定ですが、二葉を損傷すると成長に影響が出るとのことですので、何とか自力で殻を破り捨てて欲しいところ。 二葉が出たらまたご報告します。
TAGS: バオバブ | 2020年8月19日