晩夏、BGMに乗って

レジャー 子ども・育児

夏の終わりに決まって口ずさむ曲がいくつかあります。その1曲がKREVA(クレバ)の「イッサイガッサイ」。子どもの寝かしつけの際、不意に口をついて出た歌詞に「今年の夏に悔いは残していないか」という思いが過ぎりました。

今もまだコロナ禍だから仕方は無いのだけれど、やはり秩父旅行だけでは物足りなさを感じ、このままでは今年の夏は終われないと、ママとアチャにお留守番を託し、ハルを連れて男2人日帰り旅行へ出掛けることにしました。

(以下は動画を再生してBGMを流しながらお読みください。)

今年の夏に後悔を残すとすれば、未だ海に行っていないこと。だから、まずは海水浴をして、海が一望できる温泉に入ること。それからハルが大好きな貝殻収集も兼ねて浜焼きを食べることと決め、とりあえず外房に車を走らせることに。

海を眺めながら入れる温泉だけは前日にリストアップしておき、あとは現地で決めようと向かったのは千葉県鴨川市。

空高く、快晴。まさにドライブ日和です。

露天風呂から海が見渡せる「鴨川グランドホテル」か「満ちてくる心の宿 吉夢」のどちらかで日帰り入浴ができばいいな、と考え、それぞれ覗きながら海辺で遊べる場所と適当なお食事処を探すことに。

まずは鴨川グランドホテルに車を停めて、偵察がてらホテル前の海岸に出てみます。釣り人はいるものの海水浴は出来ない様子。残念ながらハルの拾いたいきれいな貝殻も落ちておらず海岸遊びには向いていません。

それじゃ、ということで吉夢に向かったものの、吉夢では新型コロナウイルスの影響で現在日帰り入浴は中止しているとのことで、旅の締め括りとなる温泉は自ずと鴨川グランドホテルに決定しました。

次にお食事処の聞き込み。吉夢の向かいの漁業協同組合で浜焼きができそうな場所を教えてもらい、再び移動。道中、車窓から海岸遊びが出来そうな場所を探していましたが、ハルが「ここで遊びたい」といった海岸で途中下車することに。

そこは安房小湊駅前の内浦海水浴場。海岸に降りてちょっと歩くときれいな貝殻が落ちていて、ハルが宝石を見つけたように喜んだので、ここにしようと早速水着に着替えさせ、海水浴と貝殻探しを楽しみました。

この海水浴場は砂浜だけでなく岩場で磯遊びもできるので、泳いだりカニや小魚を捕まえたりと、今年一度も海に入れなかった分を取り戻すかのように大はしゃぎ。海遊びを満喫していました。

13時を回ったので、まだ遊びたいハルを何とか説得し、向かったのは漁業協同組合で聞いた食堂。自分たちで焼くことのできる海鮮炭火焼き定食をいただきます。

左上から時計回りにサザエ、ホンビノス貝、さんが焼き、有頭海老、ホタテ串にトロあじのセット。

一刻も早く温泉に入りたくて「お腹空いていない」と言っていたクセに、焼ければバクバク食べるんだから子どもの言うことなんて全く信用できません。まぁ喜んで食べてくれたので良かったですが・・・。

もちろんこちらで出た貝殻も、海岸で拾ったモノと一緒にお持ち帰り。

行き当たりばったりながら、「遊び」に「食事」とここまで順調に来て気分も上場。そして最後はやっぱり「癒し」ですね。というわけで満を持して温泉へ。

これが大当たり!もうね、鴨川グランドホテルの大浴場はとにかく素晴らしいの一言。抜けるような空の下、潮騒を聴き、地平線を眺めながら入るお風呂は最高で、飽きることなく延々と入っていられます。

身体が火照ってくれば水風呂や湯休み処で身体を冷まし、再び浸かるを繰り返すこと2時間以上。2人とも全身がふやけるほど浸かり続けていました。

海を眺めながら入るお風呂は本当に幸せで、ゆっくりと日が落ちてくるのを見つめていると時間が過ぎるほどにストレスが身体から溶け出していくのを感じ、心から「来て良かった」と思える大変贅沢な時間を過ごすことができました。

できることならこのまま宿泊して昏々と深い眠りに落ちたいところでしたが、それはママとアチャも連れての旅行までお預け、後ろ髪を引かれる思いで日が暮れる前にホテルを後にしました。

ママや乳飲み子がいると行き当たりばったりで行動することも、長時間動き回ることもできませんが、ハルと2人だけならむしろ無計画で行動し、その時々で気になるお店に飛び込む方が発見もあって楽しいですね。

既にハルに1日中遊び回れるだけの体力がついていることも知ることができ、子どもの成長を実感できたことはとても嬉しかったですし、今回の旅行に味を占めて日帰り旅行が癖になりそうな予感がします。

Funny How Time Files
振り返っても思い出せないくらい
あれもこれもやったね欲張って
いつもよりも時間が濃くなってる
当社比2倍 後悔しないよう楽しんだ分だけ今日は短い
喜んでくれたら上出来 やっぱそれが理想的

この旅行でこの夏にもう心残りはないか、と聞かれれば全くないとは言えないけれど、モヤモヤしていた消化不良な感覚はだいぶ晴れてスッキリしました。

ママへの土産はたくさん拾った貝殻と土産話。温泉に入ったと言ったら「ズルい!」とすねられましたが、「2人で下見をしてきた」ということで何とか許してもらえたので、近々また足を運ぶことになりそう。

こうして新たな楽しみが、また1つ増えました。

今年の夏が終わって
何もしないようで何かしてた
なんだかんだお前がいれば 実際やっぱり楽しめた
今年の夏が終わって
何が残って何を忘れる
脳のファイルをかき集める
イッサイガッサイのみこんで Ahh

【関連する記事のご紹介】

« »

ランキングに参加中。ポチッと応援、お願いします!
deco.blog.with2.net ブログランキング・にほんブログ村へ

【コメントの投稿の仕方について】

  当サイトでは「Disqus」と呼ばれるコメント機能を使っております。
  ツイッターやフェイスブックなどでアカウントをお持ちの方は、ログインすることで
  自分の各プロフィールのままコメントすることができます。
  各種アカウントのない方もEmailアドレスさえ入力すればコメントが可能です。
  (入力したEmailアドレスはコメント投稿には表示されませんのでご安心ください。)
  また、コメント欄には画像を張ることも可能です。
  何度も「Reload」が表示される場合は、キャッシュを削除すると表示されることがあります。
  コメントが反映されるまで多少お時間が掛かることがございます。ご了承ください。