【投資】2020年8月の資産運用の状況(前月比+6.81%・高値更新)
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8月も株価は続伸。3月以降COVID-19銘柄を中心にナスダックが相場全体をけん引してきましたが、ここに来てようやくリカバリー銘柄にも陽が当たり始めています。
なにぶん、自分はポートフォリオにグロース株をほとんど組み入れておらず、資本財セクターを中心としたバリュー株ばかりですので、完全に周回遅れの感はありますが、やっと順番が回ってきた気がしています。
そして、とうとう昨年末の過去最高値を8カ月ぶりに更新することができました!今の相場はバブルの様相もあり、この状態がいつまで続くかはわかりませんが、喜ぶ時はしっかり喜びたいですね。
そんなわけで、嬉々として8月の運用状況を報告いたします。
8月の取引の状況
8月は以下の銘柄を売買しました。
8月はジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)を買い増しました。JNJの買い増しは最多となる6回目。安定性、成長性、株主還元の面からも非常にバランスの取れた良い株で、ホント大好き。
株高の影響もあって、コア5と位置付けた5銘柄(JNJ、MCD、MMM、PG、UNP)が全て上昇し、コア5の中で一番割合の低いマクドナルド(MCD)も自力で基準値まで這い上がり、晴れてコア5全てが目標としていた基準値に到達しました。
コア5は自分の中で最も信頼を寄せる5銘柄で、先進国株のうち50%、ポートフォリオ全体の25%程度をコア5で占めたいと考えていますが、いよいよポートフォリオの基礎固めも完成間近です。
基礎固めが完成すれば、多少攻めの運用にシフトしてもある程度リスクをとっても安定感は保たれるはず。今後新型コロナウイルス再拡大や米大統領選、米中摩擦などで今後二番底がなければ、来年には次のステップに移行することができそうです。
8月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況について報告したいと思います。
現在は毎月先進国株に資金を集中的に投下していますので、先進国株過多の状態が続いています。その他、中国のコロナ後の経済回復が鮮明となり、新興国株が盛り返してきました。
一方、日本株は安倍首相の辞任を受けて、今後の政局次第では波乱含みです。日本株の断捨離は第2弾まで終了していますが、今後も継続して検討していきます。
個別株に目を向けると、8月31日でNYダウ指数から外れるエクソンモービル(XOM)とレイセオン・テクノロジーズ(RTX)が株価を下げ、新たに採用されるハネウェル・インターナショナル(HON)が上昇しました。
HONは米国株投資を始めた当初から保有してきただけに嬉しい限り。一方のXOMはロイヤルダッチシェル(RDS-B)と同様に減配のリスクを孕んでいますし、EV化が加速することを考えれば上昇する未来は描けず、断捨離候補に挙がっています。
その他では、コロナからいち早く回復した中国・アリババ(BABA)が絶好調。株価が3倍になった時に1/3を売却して投資資金は既に回収済みですので、今後どこまで伸びるか見守ります。
8月の配当金の状況
配当金の内容は以下の通りとなっています。
配当金は前年同期比14%増となりました。ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)やプロクター・アンド・ギャンブル(PG)がしっかりと貢献してくれています。
前年同月比でプラスになるようには心掛けているものの、今のところ12月は前年対比▲10%の予定で、プラス圏に引き上げるのはちょっと難しそう。無理はせず、自分の投資ルールに従って買い進めることに集中します。
保有銘柄と資産の推移
最後に、資産の推移は以下の通りです。
総資産は前月比で+6.81%上昇し、2019年12月に記録した過去最高額を8カ月ぶりに更新しました。過去最高額だった2019年12月と比較すると5.09%上昇しており、グラフからも含み益が倍増しているのが分かります。
グロース株をもっと組み入れていれば最高額の更新まで8カ月の時間も掛からなかったのでしょうが、これは自分の志向とリスク許容度の問題ですので、時間が掛かるのは仕方がないですね。
むしろ、今後バリュー株シフトが進めば、まだまだ恩恵に預かれるかもしれません。他人と比較して羨ましがらず、ナスダックを妬まず(苦笑)、自分の投資スタイルでコツコツ積み上げていくだけだと言い聞かせています。
その意味では、株価低迷の間に粛々と株の整理を進めたのも、結果的には良かったかもしれません。
仮に新型コロナウイルスの混乱が終息しても、相場を左右するイベントや地政学的リスクは常にあり、見通せない混沌とした状況はしばらく続くと思いますが、引き続き10年先を見据えた投資を目指してまいります。
それでは、また!
TAGS: 運用報告 | 2020年9月2日