【投資】2020年10月の資産運用の状況(前月比▲2.15%)
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決算シーズンと米大統領選を目前に控えて、相場はしばらく様子見ムードが続いていましたが、欧州での新型コロナウイルス感染再拡大が伝えられると、相場は一転して下落へと傾きました。
そんな中、自分は目下資産整理熱に火がついてしまい、この1カ月で資産整理第4弾~第6弾まで立て続けに実施し、ポートフォリオをだいぶ整理し、スッキリさせたところ。
引き続き発表される決算と米大統領選の行方次第で、今後相場がどのように動くかは見当もつきませんが、下落時はしっかりと拾い、10年先を見据えた投資を粛々と続けていきたいと考えています。
そんなわけで、続落となった10月の運用状況をご報告します。
10月の取引の状況
10月は以下の銘柄を売買しました。
資産整理第5弾で、アセットアロケーションの見直しを実施しており、上記以外にインデックスファンドを多数処分しています。処分の対象となったのは、日本株、先進国債券、国内外リートの4資産です。
それに伴い、日本株3銘柄、Jリート4銘柄も処分しました。一方、新規購入はハイリオン(HYLN)とペイパル(PYPL)の2銘柄、買い増しはジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)とナイキ(NKE)の2銘柄です。
良い決算でも悪い決算も株価が下落するという、何とも報われない今の相場。逆にコロナの2波、3波が来ても良い決算を発表できるような優良銘柄は、この下落に乗じてコツコツ買い増ししていきたいと思っています。
現在のターゲットは、マイクロソフト(MSFT)とロッキード・マーチン(LMT)に照準を絞っています。
10月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況について報告したいと思います。
アセットアロケーション目標を撤廃したため、現金と自社株を含むアセットアロケーションをご紹介します。
今後、ポートフォリオから日本株、先進国債券、国内外リートの4資産はゼロへと徐々に減らしていく一方、先進国株、新興国株、国内債券、金の4資産は買い増しを続けていく予定。
10月の中旬までにしっかり資産を処分していたため、現金比率が10%を超えています。11月3日の大統領選後に相場が荒れるようなら、準備した資金でしっかり買い増ししていこうと思います。
10月の配当金の状況
配当金の内容は以下の通りとなっています。
10月は、米国株3銘柄、中国株1銘柄、Jリート1銘柄から配当金を拝受しました。減配や資産売却などの影響により、配当金流入額は前年同月比で▲10%となりました。
日本株やJリートなどの高配当銘柄を相次いで処分したことにより、11月と12月に受領する配当金はそれぞれ前年同期比89%、90%に落ち込む予定。年間では前年比で+12%となる予定ですが、2021年は▲8%の予想です。
先月も書きましたが、高配当なのにはきちんと理由があり地雷であること、今は配当利回りが低くとも優良株は増配を続けて買値に対する配当利回りが次第に上昇すること、などを重々肝に免じておきます。
保有銘柄と資産の推移
最後に、資産の推移は以下の通りです。
10月は様子見のち下落に傾き、前月比で▲2.15%、過去最高値(8月末)からは▲3.91%となりました。現金を前月の2倍以上に増やしたことで、下落時でも安心感が大きく、現金はやはり心の余裕だと実感します。
11月は米大統領選やコロナ・インフルエンザの感染拡大など、不確定要素が多く波乱含みですが、下落時も株価を追わず冷静に判断し、相場と一定の距離感を保って接していきたいと思います。
それでは、また!
TAGS: 運用報告 | 2020年11月4日