【投資】2021年5月の資産運用の状況(前月比+1.24%・最高値更新)
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ワクチン接種が進むにつれて、利上げ観測が高まり、昨年末から4月にかけてグロース株からバリュー株へのローテーションが見られたことから、ようやく自身のポートフォリオも恩恵を受ける順番が回ってきたと喜んでいました。・・・先月までは。
5月には入ると今度はローテーションではなくリスク資産から安全資産への退避が始まり、私の短い春は終わりを告げたようです(悲しい)。
Sell in Mayですし、相場が崩れ始めたのでリスク資産の売却もちょっとは検討しましたが、昨年から血を流して断捨離を進めてきた結果、ポートフォリオのバランスも良く、保有株に売却理由が見つからないこともあって引き続きホールドを決定。
相場を読んで乗るのではなく、方向性が見えない相場の中でも自分のルールと目標に従い機械的にコツコツ株を買い進めて、資産を積み上げていきたいと思います。
そんなわけで、再び風向きが変わりつつある5月の運用状況をご報告します。
5月の取引の状況
5月は以下の銘柄を売買しました。
久しぶりに売却はなく、買い増しのみで終わった5月。買い増ししたのはワクチン開発のモデルナ(MRNA)と、コア銘柄10種に採用しているマイクロソフト(MSFT)、ホームデポ(HD)の3銘柄です。
MRNAはインド等での感染拡大や変異種の脅威が依然として薄らぐことはなく、今後長期化するリスクをカバーするため、そしてMSFTとHDはコア10の中で下位だったためそれぞれ買い増してテコ入れをしています。
コア10は間もなく全ての銘柄が2021年の目標値に到達する見込みで、早ければ来月6月にも目標をクリアできそう。コア10はポートフォリオの根幹に据えるために選んだ10銘柄で、全てが目標値に到達した後は目標値を下限にすることでポートフォリオの地固めをする狙いで、現在優先的に取り組んでいます。
予定通りコア10が全て目標値に到達すれば、ポートフォリオの根幹が完成したと判断し、その後はサテライト投資を少しずつ増やしていく計画です。
5月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況についてご報告します。
5月は売却した銘柄はありませんでしたので、4月から大きな変化はありませんが、現金比率は今年に入り7.1%→10.7%→10.0%→9.3%→8.0%と少しずつ割合を落としています。これは6月に賞与が入ることなどを見越しての減少です。
手元資金が心細くなっても、自社株や国内債券などを売却すれは投資資金を用意できますし、定期的な米国株購入のペースはこれからも落とさずに買い進めていきます。
余談ですが、表中に「金・コモディティ」とあったセクターは今月から「金・仮想通貨」に変更しております。GWに仮想通貨をちょっと買ってみました。全てイーサです。
金(ゴールド)に代わる資産として検討に値するかを検証するために摘まんでみましたが、ボラティリティが激しい上に現在は暴落しており、40%近い含み損が出ている状況。ブロックチェーンの進展には強い関心がありますが、もう少し成熟してからでないと危なくてはなかなか手を出し難いですね(汗)。
5月の配当金の状況
配当金の内容は以下の通りとなっています。
受取配当金は前年同月比で63%と、前年を大きく下回りました。良品計画(7453)からもこれが最後の配当金になりますので、来年の5月には更に配当の減少が見込まれますから、早いところテコ入れをしたいところです。
受取配当金の年間見込み額は、今年に入り前年比90%→82%→79%→79%→81%と推移。ここに来てようやく上昇に転じました。それでも残り7カ月で19%をカバーするのは大変ですが、9月見込みのように前年同月比でプラスに転じる月も出てきました。
年内にコロナ前の水準まで戻すのは不可能ですし、投資判断に配当利回りを考慮すると投資判断を誤る可能性もありますから、連続増配株が多く入るコア10の買い増しで、副次的ですが配当も増やしていければ、と考えています。
保有銘柄と資産の推移
最後に、資産の推移は以下の通りです。
総資産額は4月の過去最高額を更新し、+1.24%と続伸しました。これで2020年11月から7カ月連続の上昇となっています。
昨年末からNYダウを中心に上昇が続いてきましたが、その勢いが明らかに鈍ってきており、今後の先行きに警戒しています。今後は再びグロースが伸び返すのか、それとも更にリスク資産から安全資産への退避が加速するのかはわかりません。
しかし、相場がどの方向に動いても良い様バランスを重視して、ポートフォリオの中身を1年近くかけて組み替えてきましたから、ジタバタせずに自分の考えを信じて買い増しを続けていきます。
6月は過去最高値の更新とコア10全銘柄が目標値に到達することを願って、引き続き相場を見守っていこうと思います。
TAGS: 運用報告 | 2021年6月2日