【投資】2021年7月の資産運用の状況(前月比+1.72%・最高値更新)
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決算シーズンに突入した7月。FOMCの動を注視しつつ、各企業の決算も精査して、と慌ただしくなってきました。面倒臭さを感じる時は保有する銘柄が多過ぎるせいで銘柄数を減らす必要があると考え、今月は久しぶりに1銘柄を処分しました。
6月末でコア銘柄10種が全て目標値に達したため、今後は上半期よりも視野を広げて自由に投資をしていきたいと考えたものの、いささか投資疲れを感じ始めており、もうインデックスファンドを買っておけばいいかな、などと思ったりもしています。
夏さのせいなのか、洋服や靴だけでなく、投資についても少々投げやりな感じになってきており、「そのままではイカン」と、ブログを書きながら7月の投資状況をしっかり振り返りたいと思います。今回もどうぞお付き合いください。
7月の取引の状況
7月は以下の銘柄を売買しました。
6月末でコア銘柄10種が全て目標値に到達したため、目標値未達の銘柄を買い進める必要がなくなったことから、7月はウォッチしている銘柄の中で最も割安感を感じたナイキ(NKE)を買い増ししました。一方で保有銘柄を減らす目的でウォルトディズニー(DIS)を売却しました。
放送メディア業界はネットフリックスに加え、YouTubeなどとも競合していることや、ディズニー・プラスの契約者増加数で株価が上下するため、安心して保有できないと常々感じていましたので、だいぶ株価全体も上昇していますし、相場に調整が入った際の買付余力もこの際確保しておこうかと。
配当を除いたリターンは、保有期間5年でドル建てで+83%、円建てで+73%としっかり利益を出してくれました。長期保有できなくてごめんね、大変お世話になりました。
コア10については、6月の時点で既にNKEがトップでしたが、今回の買い増しで更に頭1つ、2つ飛び出しています。
コア10の中でグロース株の要素があるのはNKEとマイクロソフト(MSFT)くらいですから、放っておけばその差は更に開いてくるかもしれませんので、下限を割らなくても時々下位を買い増ししてリバランスする必要はありそう。
DIS売却で1銘柄減りましたが、銘柄数はまだまだ多く映ります。とは言え、コア10(太字下線)は自分にとってインデックスファンドみたいな位置づけですから、チャンスを見てグロース株なども買いたいところ。今は自分が買うには高過ぎて手が出ませんが。
今月はモデルナ(MRNA)がしっかり伸びて、買値の約2倍になりました。急速に含み益が増えるとつい利確を考えがちですが、MNRAの取得目的はコロナ感染再拡大に対するリスクヘッジですので、MRNAで利益を出そうとして投資をしたわけではなかったな、と思い踏み止まりました。
取得目的の再確認は大切ですね。(ブログに書いておくと今回のように過去を振り返れるので、自分のためにもしっかり更新しなければいけませんね)
7月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況についてご報告します。
7月は1銘柄の売却で現金比率が若干上昇しました、現金比率は今年に入り7.1%→10.7%→10.0%→9.3%→8.0%→7.8%→8.2%という推移を辿っています。キャッシュは心の余裕にも繋がりますから、常に7~10%の範囲で待機させておきます。
更に8月は9.7%を占める自社株の一部売却を予定しております。手元資金が心細くなっても、国内債券などのアセットクラスを売却すれは投資資金を準備できますので、米国株購入のペースは落とさずに買い進めていきます。
7月の配当金の状況
配当金の内容は以下の通りとなっています。
受取配当金は前年同月比で▲72%と、大幅な減少となりました。昨年のコロナショック後の資産整理でJ-REITや高配当株を売約した影響です。一方、エヌビディア(NVDA)や台湾セミコンダクター(TSM)はコロナショック後に買った銘柄ですので、ポートフォリオもこの1年で様変わりしました。
受取配当金の年間見込み額は、今年に入り前年比90%→82%→79%→79%→81%→83%→82と推移。前月末時点から1ポイント下落しています。売却したDISなどは無配でしたので、変動の要因はほぼ為替による影響です。
配当については多少意識しつつも、意識し過ぎると決まって大損しますので、放っておいても年々増配してくれるコア10をキャッシュマシーンにして、入ってくる配当金は毎月機械的に再投資し、雪だるま的に増やしていきたいと考えています。
保有銘柄と資産の推移
最後に、資産の推移は以下の通りです。
総資産額は6月の過去最高額を更新し、前月比で+1.72%と続伸しました。これで2020年11月から9カ月連続の上昇となります。残り3カ月上昇を続ければ丸1年下落知らず、ということになりますが、そう上手くは行くはずもなく、近いうちに大きな調整局面が訪れるのではないかと思っています。
大きく相場が落ち込んだ際に「あの時売却しておけば良かったな」と思う銘柄はないかを精査して、相場が堅調なうちに処分を進めておき、株価が下がったら買い増ししたい銘柄だけを握りしめておきます。買増余力にも限度がありますから、その点ではもう少し絞り込まないといけないかもしれませんが。
さて、8月は引き続き上昇相場が続くか、それとも調整に入るか、どちらに転んでもプラスに動けるポジション取りを常に意識して、少しずつでも着実に資産を積み上げていく”堅実の投資”を実践していきます。
TAGS: 運用報告 | 2021年7月31日