【投資】2021年11月の資産運用の状況(前月比▲1.1%)為替・株同時安で暗雲垂れ込める

投資・マネー

投資運用状況」ページを更新しました。

忙しさにかまけて何一つ手を付けられないまま11月が終わってしまいました。日々手ごたえがないまま時間だけが淡々と過ぎている現状に焦りを感じ、そろそろこんな生活もリセットしたいところ。

市場は新型コロナウイルス(COVID-19)のオミクロン株の感染急拡大に警戒モード。それに便乗するようにパウエルFRB議長のインフレ退治のためのテーパーリング加速発言でギクシャク。これは格好の買い場なのか、それとも落ち始めのナイフなのか、見極めが必要です。

自分は、と言えば、そんな市場の動きを無視してかなりKYな買いを入れています。年末に向けてポートフォリオの肉付けを急いでいるせいですが、さて、吉と出るか凶と出るか・・・。

そんなわけで11月の運用状況を振り返ります。今回もどうかお付き合いください。

11月の取引の状況

11月は以下の銘柄を売買しました。

今月の取引は、売却1銘柄、新規銘柄はなく買い増し4銘柄となっております。

売却はジロー(ZG)。「不動産のアマゾンを目指す」という謳い文句にまんまと乗せられた口ですが、iBuyer事業撤退により当初投資を決めた前提が失われてしまったため、全株売却。その後も株価は下がり続けていますので、適切に売却できたと感じています。

一方、購入はコア10種銘柄ではジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)とユナイテッドヘルス(UNH)を買い増しし、その他に金融決済サービスのペイパル(PYPL)と半導体のエヌビディア(NVDA)を買い増ししています。

11月の第3木曜日を迎えましたので、設定した投資ルールに従い、今月も株を購入しました。今回は合計2銘柄を購入・・・とは言っても、当日まで結局銘柄を決め切れず、困った時はコア銘柄10種の下位を買い増しとしていたため、今回は機械的に投資を実行しました。全体的に割高感がある11月の株式相場。割安感のある銘柄は更に売り込まれ、割高感があって手を出し難い銘柄は更に値を伸ばすなど、とても入り難い環境でとても投資をする気にはなれませんでしたが、ルールはルール。購入したのはジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)とユナ...

株価が下がり始めていよいよ本格的な買い出動か、と鼻息荒く意気込んではいるものの、まだまだ割高感もあり、買える銘柄を無理矢理探している状況。無理矢理探すくらいなら「インデックス投資で良いのでは?」と思い始めたりして、ちょっと悩んでいます。

買い増ししたUNHは5位、JNJは6位にそれぞれ上昇。2021年の基準値からは10銘柄全てがもはや安全圏ですが、ガイダンスの悪いロッキード・マーチン(LMT)やスリーエム(MMM)が下位に停滞しているのはやっぱりな、といった印象。心理的にはなかなか買い増しし難いですね。

ZG売却により、先月からは更に1銘柄減少しました。買い増ししたNVDAは13位、PYPLは14位。この辺はバリュー株一辺倒でコロンショック後の上昇相場に全く乗れなかった反省を踏まえた補強ですが、コツコツ買い進めてようやく3%前後まで上がってきました。

IPO仕立ての優良株に投資をしたいのですが、ボラティリティの高さに及び腰で、結局大型ハイテク株止まりなのですが、配当を見ないで投資をできるようになっただけ成長かな、と。

赤字の会社で博打をする気はサラサラないので、きちんと利益を伸ばしているハイテク株の中から自分でも理解できる事業の銘柄を見つけて投資をしたいですね。

11月末のアセットアロケーションの状況

次にアセットアロケーションの状況についてご報告します。

現金比率は前月の27.7から26.8%へと微減。買付余力が大きいとポジポジ病を発症するのでガス抜きは必要ですが、ガスを抜くにも今はなかなか抜きどころの見極めが難しいです。

増してや12月は賞与や年末調整の還付金が入りますから、益々現金がダブつくことが予想される状況で、株価も再び上がり出すと焦ってポジションを取ってしまいがち。そこは冷静に投資判断したいと思います。

11月の配当金の状況

配当金の内容は以下の通りとなっています。

受取配当金は前年同月比で55%と大きくマイナスとなりました。1年前はタカラリート(3492)、NPC(6255)、FPG(7148)、良品計画(7453)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)、ゼネラルミルズ(GIS)、iShares Boxx(LQD)などから配当があったんですよね、懐かしい(遠い目)。

ただ、こうして振り返って見ても手放した銘柄には全く後悔は感じないので、配当が大きく下がったことも止む無しと納得しています。

受取配当金の年間見込み額は、前月から変化はなく前年比で84%のまま。2022年の受取配当総額予想は、2021年と比べ98%と、こちらも前月予想から変動無し。早いところ前年対比で100%まで引き上げることが当面の目標です。

保有銘柄と資産の推移

最後に、資産の推移は以下の通りです。

2020年10月はニューマネー投下の特殊要因を除いても前月比で+6.54%と大幅に上昇しましたが、11月は円安と株安を同時に喰らい、▲1.10%と下落しました。

現金余力が多いので、すぐに投資に充てたいところですが、闇雲に投資せず、投資判断は緩めないようにしたいと思います。一方で、ポートフォリオについては着々と弱点を補強したい、とも考えており、その1つが半導体、もう1つがフィンテックで、NVDAやPYPLを中心に今後も弱い部分はタイミングを無視して定期的に買い増す予定です。

さて、2021年もあと1カ月を残すばかり。12月は最高値を更新して2021年を有終の美を飾れるでしょうか。

2020年のコロナショック後に見直した投資スタイルが功を奏して2021年はしっかり結果を残せるか、年末ジャンボ宝くじの結果を待つような気持ちで、ワクワクしながらその時を待ちたいと思います。

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