【投資】米国株:ロイヤリティファーマ(RPRX)とスリーエム(MMM)を買い増し

投資・マネー

2021年最後のFPMC(連邦公開市場委員会)が開催され、テーパリング(利用的緩和の縮小)の加速が決定。2022年の利上げ回数を従来の1回から3回に増やすとの予想が示されました。

これを受けての市場の反応は意外にも冷静でしたので、明け方の引け間際に毎月1回の株式購入を実行しました。

第3木曜日に買い付けるルールですので実際は1日早いのですが、日本時間では既に木曜日。仕事が忙しく、市場が開くまで起きていられないのでお堅いことは抜きにしてサクサク購入です。

購入したのはロイヤリティファーマ(RPRX)とスリーエム(MMM)の2銘柄。どちらも買い増しです。

最近まではハイテク株を中心に買い増しを続けていましたが、どうも風向きが変わりつつあるように感じます。

ポートフォリオの主力であるコア銘柄10種のホームデポ(HD)、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)、ユナイテッドヘルス(UNH)、ユニオン・パシフィック(UNP)をはじめ、高配当銘柄のアッヴィ(ABBV)なども新高値更新中。一方で、ハイパーグロース株はボコボコに売られて株価を下げています。

昨年はハイテク株の上昇の勢いに圧倒されて、横目で眺めながらバリュー株の買い増しを進めてきましたが、最近になりようやく報われてきたことを実感します。やはりトレンドは循環するもので、その時の旬を追わずに割安感のある株を愚直に買い増しする方が報われるように感じます。

それは今の市況下におけるバイアスが掛かっているかも知れませんが、個人的にはその方が性に合っていますし、こうしてきちんと報われることが実証されたことで、株価が低迷する株を拾うという投資判断を下す際の大きな後ろ盾となります。

ということで、ポートフォリオの中で出遅れ感のあるRPRXを購入。こちらは比較的小型株ですので、大型バリュー株に資金が流れる中で伸び悩んでいるものと思われ買い増ししました。一方のMMMは、コア10中最下位だったことから機械的に買い増ししています。

どちらも順位が1つ繰り上がった程度で大きな変動はありません。本当はもっとガツガツ新しい銘柄を探して投資をしたいところですが、銘柄探しをする余裕もなく、保有銘柄の中で値ごろ感のある株を買い増しすることがここ数カ月続いています。

最近までテコ入れしていたペイパル(PYPL)はいまだ低空飛行、エヌビディア(NVDA)も買い増した直後から株価を大きく下げており、アドビ(ADBE)が一晩で10%以上下げるなど、個々には色々ありますが、資産全体では順調に上がってくれており、師走の忙しい最中も心が穏やかでいられることは唯一の救いです。

このまま年末までに総資産額が最高値を更新し、2021年を有終の美を飾りたいものです。

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