【投資】2022年7月の資産運用の状況(前月比+2.84%・最高値更新)PFの安定感を再評価
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FOMCが2カ月連続で0.75%の利上げを発表し、これまで急速に進んだ円安が一気に巻き戻された7月。一方株価はグロース株を中心に反発の動きを見せております。株価の反発は一時的な動きか、それとも底打ちをしたのか、その判断は難しいところですね(何となく前者な気がします)。
7月は色々あって投資について考察する余裕がなかったのですが、自分が投資と距離を置くときは決まって株価は堅調でして、例に漏れず7月は4カ月ぶりに過去最高益を達成しました。
そんなわけで2022年の後半戦最初となる7月の運用状況をご報告します。今回もどうかお付き合いください。
7月の取引の状況
7月は以下の銘柄を売買しました。
今月は米国株1銘柄の買い増しを実施しました。大手総合テクノロジー企業のハネウェル・インターナショナル(HON)です。コア銘柄10種に次ぐサテライト株の筆頭銘柄です。
毎月、①コア銘柄10種の最下位銘柄、②最も割安感のある銘柄、③成長性の高い銘柄の3つ分類からそれぞれ1銘柄ずつ選んで購入していますが、6月に比べてほとんどの株が反発している中、唯一前月比で下落していたHONを買い増ししています。
現在、コア10最下位はプロクター・アンド・ギャンブル(PG)。一時は10銘柄全てが基準値をクリアしていましたが、月末にかけて円高が進んだため唯一基準値を割り込んでしまいました。来月もこの状態が続くなら買い増しをします。
今回買い増ししたHONはコア10に次ぐ11位で6.0%。コア10に肉薄しています。ちなみにHONとマスターカード(MA)がサテライト株の2トップです。コア10の目標達成が最優先ですが、その後は銘柄数をキープしつつ、リスク分散を図ります。
7月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況についてご報告します。
現金比率は前月18.4%から17.4%へと若干低下しました。株価上昇により日本株及び先進国株の割合が増しています。
特に日本株のウイングアーク1st(4432)がしっかり上昇し、ようやくプラ転してくれました。電子帳簿保存法改正の追い風をしっかり享受し、今後の更なる株価上昇に期待しています。
7月の配当金の状況
配当金の内容は以下の通りとなっています。
配当金は米国株3銘柄、新興国株1銘柄からぞれぞれ受領しました。6月と比べると寂しい限りですが、これでも前年同月比で+65%と大幅増加しています。
年末までに前年比で+40~45%くらいまで伸したいところ。今後も増配してくれそうな安定成長銘柄を中心に買い増しを進めていきたいと思います。
ちなみに、配当金以外ではTOKAIホールディングス(3167)より、株主優待としてペットボトル水12本を受けとしました。TOKAIも購入してから既に7年が経過、だいぶ長い付き合いとなっています。
保有銘柄と資産の推移
最後に、資産の推移は以下の通りです。
2022年7月は月末に円高に振れたものの、その影響はさほど感じさせることなく、前月比で+2.84%とプラスに転じ、3月末につけた最高値を更新しました。3月の最高値と比べても+2.47%上昇しています。
上昇幅は手取り給与の倍以上ですから、お金にしっかり働いてもらっている実感を強く得られる1カ月でした。とは言え、些細なことで急変する昨今の相場環境ですから、トレンドに対し逆張りして、あらゆる市場の変化にも動じない堅牢なポートフォリオを更に構築していきたいと考えています。
TAGS: 運用報告 | 2022年7月31日