【投資】2022年10月の資産運用の状況(前月比+8.37%・最高値更新)銘柄選定が報われ始める
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風向きが変わり始めています。FOMCによる度重なる利上げの効果が、ようやく経済指標に現れ始めており、利上げ幅縮小の思惑から、株式が買い戻され始めました。
年内は11月、12月の利上げが予定されておりますが、その幅はこれまでの0.75ポイントから0.5~0.25ポイントへと縮小されるのではないか、との声が増え始めています。
しかし個人的には、FOMCはインフレが完全に息の根が止まったのを確認するまでは0.75ポイントの利上げを継続すると考えており、年内は利上げ幅の縮小期待とFOMCの利上げ発表で乱高下するものと考えています。
一時的と思いながらも株価は大きく上昇。総資産の最高値も大幅に更新し、ニンマリが止まらない11月の資産運用状況をご報告します。今回もどうかお付き合いください。
10月の取引の状況
10月は以下の銘柄を売買しました。
今月は、日本株を新規1銘柄、米国株でも新規1銘柄を含む合計3銘柄を購入し、久しぶりに大きく投資を実行しました。その後の株価の推移を見る限り、タイミングはまずまず良かったものと考えています。
エスプール(2471)もコストコ(COST)も、これまでなかなか購入する決心がつかなかった銘柄たちですが、10月中旬までの下落にようやく購入の機会を得て、晴れてポートフォリオに組み込むことができました。
株式市場は明らかにセクターローテーションが起きており、我がポートフィリオには現在強い追い風が吹いています。GAFAMが没落する一方で、ワイドモートなディフェンシブ銘柄が一段高となりました。
ロッキード・マーチン(LMT)やユナイテッドヘルス(UNH)が引き続き堅調なほか、コア銘柄10種には含まれていませんが、ハネウェル(HON)が躍進しており、前回10位から今回6位まで上昇しています。
コア10を見ると、今回買い増しをしたナイキ(NKE)以外は今年の基準値をクリア。前出のLMTやUNHの他、マクドナルド(MCD)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)なども堅調です。
NKEも回復基調にありますから、11~12月でテコ入れせずとも自然と基準値を上回ってくれるかもしれません。
10月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況についてご報告します。
現金比率は前月18.3%から14.9%まで落ちています。今月は投資に多めにキャッシュを当てたことも理由ですが、米国株の株価上昇が目立ちます。先進国株は61.9%から65.9%に、日本株も3.7%から4.4%に上昇しています。
間もなく冬のボーナスで臨時収入がありますので、収支のバランスを取りながらキャッシュ比率は15%前後を維持したいところです。
10月の配当金の状況
配当金の内容は以下の通りとなっています。
配当金は、米国株3銘柄、新興国株1銘柄、Jリート1銘柄からぞれぞれ受領しました。前年同月比で+30%としっかり上昇しており、今年前半の投資効果が今月もしっかり出ています。
年末までに前年比で+40~45%くらいまで伸したいところですが、現在は+37%の上昇にとどまる見通し。あと2カ月での目標達成は厳しい状況ですが、来年の配当収入に寄与するよう、引き続き増配余地のある銘柄を中心に投資をしていきます。
保有銘柄と資産の推移
最後に、資産の推移は以下の通りです。
2022年10月は前月比で+8.37%と大幅に上昇しました。過去最高値を更新した2022年9月と比べても+4.38%も更新しています。一時的な上昇とは言え、自分のように株価を見てニンマリしている人も多いのではないでしょうか。
コロナショックを機にポートフォリオの見直しに着手しましたが、ようやく理想とするポートフォリオへと完成に近づいていることを感じています。
今度もどちらに振れるか見通すのが難しい相場ですが、相場を追いかけることはせず、下落に備えて投資余力をしっかり残しつつ、上昇局面でもガッツリ恩恵を受けられるだけの投資をして、右往左往する相場を高みの見物、といきたいものです。
TAGS: 運用報告 | 2022年11月4日