The Asakusa Cobblerでリペアした古参の2足
だいぶ前になりますが、The Asakusa Cobbler(ジ・浅草コブラー)でリペアに出してきた靴が戻ってきたので記録に残そうと思います。
2カ月近く経っても音沙汰がなかったため、ちょっと心配になって連絡をしてみたところ、手間のかかるリペアばかりが立て込んでいて遅れているそう。石郷岡さんの腕を頼って全国から厄介な仕事が集まるのでしょうね。
その後まもなく「お待たせしました」と連絡をいただき、早速取りに伺い預けていた靴を引き取ってきました。
リペアの内容ですが、Church’s(チャーチ)のDiplomat(ディプロマット)は、ハーフラバーソールとトップリフトの交換(共にTOPY)、更につま先(ナイロン・ noraコンチリット)の補修をお願いしました。
TOPYもナイロン製のつま先も石郷岡さんオススメの、安くて耐久性も十分な素材です。
つま先は糸が切れて革が剝離し始めていたので、切れた糸は取り除き、手縫い直してもらっています。つま先が割れて見栄えも悪くずっと気になっていましたが、縫い直してもらったおかげでようやくきれいな姿に戻り一安心。
こちらはSoffice&Solid(ソフィスアンドソリッド)。アウトソールはハーフラバーソール(TOPY)のみ。トップリフトやつま先も交換かと思っていましたが、「まだ十分残っていますから、次回で良いのではないでしょうか」とのことで先送りに。
一方、内側は小指部分が左右とも破れてしまっていたので、革あて補修をお願いしました。最近雨の日に履くと水が浸み込むことがありましたが、今回外と内の両面から補修したことにより、そのリスクもだいぶ軽減されるはず。
忙しさの余り靴を磨いたのは結局年明け、履き始めたのも1月からと、石郷岡さんに催促したにも関わらず申し訳ない気持ちですが、ようやくクリームも浸透し、トゥにも保護目的にワックスを乗せ、準備は万端。
使用頻度はトップクラスだったこの2足。特にSoffice&Solidの方はそろそろ引退を考えていましたが、石郷岡さんに「まだまだ大丈夫」とのお墨付きをいただき、勇気づけられた感じがします。
せっかくリペアして戻ってきたのですから、もう遠慮は不要。また改めてこれからガシガシ履こうと思います。
TAGS: The Asakusa Cobbler | 2023年1月30日