【投資】2023年1月の資産運用の状況(前月比+1.22%)新しい年の目標に向けて前進開始!
「投資運用状況」ページを更新しました。
2023年最初の1カ月が終了しました。新しい年を迎えたからと言って、これまでとは全く新しい投資方針を掲げるわけではもちろんなく、これまでの投資スタイルを愚直に貫き続けるのみです。
(誘惑が多く、その愚直さを貫き通すことがとにかく難しいのですが・・・。)
さて、昨年は難しい相場が続いた1年でしたが、2023年は一体どうなるでしょうか。2023年の行方を占う1月相場状況と資産の運用状況をご報告します。今回もどうかお付き合いください。
1月の取引の状況
1月は以下の銘柄を売買しました。
今月は、日本株1銘柄と国内債券ETF1銘柄を処分しました。
売却したエスプール(2471)は障害者農園事業に関し、共同通信から「障害者雇用”代行”が問題視され、今後国会で議論される」との報道が出たため、投資理由の前提が崩れる可能性があることから一旦引き上げました。
エスプール 646.5円 Sell
— gohkiti@いぶし銀杏な生活 (@ibushiginnan) January 11, 2023
含み損を抱えたままでもよかったのですが、投資理由が農園だったので国会審議次第で保有理由が無くなる可能性も考慮して年始早々の損出し。企業が職場を提供し、障がい者ご本人も親御さんも助かっていたはずですけどね。https://t.co/szGoEpTaZG
一方国内債券ETFであるノーロード明治安田社債アクティブについても、日銀の政策変更の可能性を考えて全数売却しました。このままの勢いで日銀が国債を買い続けるのはいずれ限界を迎えると思ったので。
どちらも取り越し苦労になる可能性もありましたが、政策は株価などお構いなしに下されるもの。憂いを感じながらポートフォリオ内に留めておくのはストレスでしかありませんから、年始早の損出しですが一掃しました。
そんなわけで日本株はエスプールを売却し、再び4銘柄となりました。現在、キリンHD(2503)、スター・マイカHD(2975)、東京応化工業(4186)、ナカニシ(7716)辺りをウォッチしています。
ただし、これらをウォッチしている理由は、純粋な投資妙味があるというよりは、仕事柄サステナビリティ関連情報等の非財務情報開示が参考になるなどの理由であり、また買うかどうかもまだ未定です。
一方、購入は米国株4銘柄の購入を実施しています。
全て保有銘柄の買い増しですが、久しぶりにペイパル(PYPL)を買い増しました。ユナイテッドヘルス(UNH)と共に、個人的にカンファレンスコールの印象が良かった銘柄です。
PYPLは保有銘柄の中でも最もマイナス幅の大きい”お荷物”銘柄でして、これまでも結構買って来ましたのでこれ以上傷口を広げることになるのでは?と自問自答を繰り返していました。最終的にはどちらに転んでも折り合いのつく範囲で買い増しをし、購入単価を引き下げました。
コア銘柄10種は2023年より、工業セクターをスリーエム(MMM)からハネウェル・インターナショナル(HON)に変更しています。医薬品セクターのジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は年末までに事業の分社化を予定していますが、コア10銘柄を見直す必要があるかについては今後検討します。
なお、2023年に入りましたのでコア10の目標基準値を引き上げました。2022年から約26%引き上げています。現時点では8銘柄が未達の状態。1年をかけて目標値まで引き上げていく予定です。
1月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況についてご報告します。
先に書きましたが、国内債券ETFを全数売却しましたので、現金比率は先月の14.3%から16.5%まで大幅に引き上がりました。投資余力が一時的に膨らんでいますので、複利効果を生むよう早めに投資先を決めてお金に働いてもらうつもりです。
1月の配当金の状況
配当金の内容は以下の通りとなっています。
配当金は、日本株1銘柄、米国株3銘柄、新興国株1銘柄からぞれぞれ受領しました。前年同月比で+125%と大幅に増加しました。とにかく毎年の恒例となっているCMEグループ(CME)の特別配当が大きいですね。有難い限り。
年間配当金受領見込みは前年対比で+10%の見込みで先月から変動はありません。配当金はドルが中心ですが、この表は円換算されていることから為替の影響を受けます。毎月株を買い増ししても円高に振れれば相殺されてしまいます。
なお、2023年の目標は前年比+40%を目指しています。厳しい目標ですが、株の買い増しと増配が唯一の達成手段ですから、大幅な増配が見込める銘柄を見極めて投資をし、目標達成を目指します。
保有銘柄と資産の推移
最後に、資産の推移は以下の通りです。
2023年1月は前月比で+1.22%と、2022年10月以来3カ月ぶりにプラスに転じました。しかしながら、2022年10月の過去最高値からはいまだ▲3.63%となっており、まずは早期に過去最高値の奪還を目指したいところです。
2023年も、株価を追わず、(サテライト投資と称して)寄り道をせず、選定した銘柄を愚直に積み上げることで、無駄のないスリムなポートフォリオを維持しつつ、資産の最大化という大きな目標を実現してまいりたいと思います。
TAGS: 運用報告 | 2023年2月5日