サボテン、ソテツ、アガベ、コーデックス、ガジュマルまで・・・、春の植え替え真っ盛り
だいぶサボっていた植物たちの植え替えも、ゴールデンウィークに重い腰を上げ、気になるモノから順にコツコツと手を付け始めています。
鉢が小さくなったモノを大鉢への植え替えるのはもちろん、生育状況が気になるモノも問題特定のため、一度根の状態を確認し植え替えることにました。どちらかと言えば後者の方が重要ですね。
そんなわけで、植え替え用の土も大量に準備。土は赤玉土とゴールデン培養土、そして鹿沼土を3:2:1の割合で配合しています。水捌けも良く、養分もありますので、ずっとこれ。
必要に応じてマグアンプKの小粒を入れたりしますが、サボテン、ソテツ、アガベ、ガジュマル、ユーカリにレモンまで、ぜーんぶ一緒。植物には我が家のやり方に合わせてもらうスタイルです。
さて、まずはサボテンたち。何年も植え替えておらず明らかに鉢が小さくなっており、カッチカチに固まって、根をほぐすのでも一苦労。
手袋なしでやったもんだから、ことあるごとに手にブスブス刺さる、刺さる(涙)。こうなるからずっと見て見ぬふりをしてきたのですが・・・。植え替えの回数を減らそうと過度に大きい鉢に植えると、水はけが悪くなり根腐れを起こすので、本来は成長と共に小まめに植え替えないといけません。
サボテンの場合、黒のプラ鉢が良いのですが、今回は大量に植え替えるため、こだわっている余裕もなく、有り合わせの素焼きの鉢に植え替えました。たっぷり水をやってからサボテンハウスに戻します。
次はソテツ。この子は葉が丸まってしまいきれいに伸び切っていない状態が気になり、植え替えることに。原因は日照不足と鉢が小さ過ぎることの2点であると考えます。
そんなわけで、実家からもらってきた大型の菊鉢に植え替えることに。めっちゃ大きいですね。
引っこ抜く前に一応鉢底から根の状態を確認すると・・・。
んっ!?なんだこれ!?鉢底の穴から突き抜けた根が、土を求めて別の穴から再度鉢に入り土に潜ってるのか。これは根切り必須。あちゃ~。。仕方がないので飛び出している根は一旦切断し、なんとか鉢から抜きました。
鉢底に抜けて再度別の穴から土に入り直した根の残骸。何だか申し訳ない気分でいっぱいです。傷口はとりあえずルートンを塗っておきました。
対比ではメチャクチャオーバーサイズに感じた鉢も、植え替えてみれば案外ちょうどいいサイズ感。以前は風が強いとバタバタ倒れていましたが、これなら台風が来てもびくともしません。
この機会に日の当たる場所に移動し、しばらく様子を見ます。
次はガジュマルの植え替え。これまで水捌けの悪い生育環境に長く置いていた時期もあったり、全ての枝を切り落として丸坊主にされたりとあまりいい育て方をしてこなかったガジュマルですが、最近はまずまず順調のようです。
ただ、根は思ったよりも太くはなっていない模様。太くマッチョな根に育てたいと、深植えにすることにしました。ガジュマルは根の部分まで土をかぶせると、だんだんと根が太く育ちます。
根を太くするため、鑑賞用から成長に全振りへと方針変更。観賞用の鉢から2サイズほど大きい根張り鉢(スリット鉢)に深植えしていきます。
仕上がりはこんな感じ。もっと根を土の中に埋めたかったので、更にもうひと回り大きくても良かったですね。
ガジュマルは日差しが強いと葉や根が焼けたように白くなったことがあり、サボテンなどほかの植物よりは日差しに弱い印象なので、あまり前面には置かずに秋まで様子を見守ります。
その他、アガベやコーデックスなども様子を見ながら、ちょこちょこと植え替えをしています。生育状況と根の状態から植物の状態を判断し、適切な大きさの鉢を選んで植え替えていく作業はなかなか楽しいモノです。
この時期、日に日に成長する植物を見るのが嬉しくて、暇さえあればベランダに出て散水したり、植え替えをしたり、わずかな時間も癒しを求めて植物たちと触れ合っています。
もうすぐ梅雨入りですので、植え替えのタイムリミットはすぐそこまで迫っています。植え替え自体終わりがあるものでもありませんので、秋に持ち越せばいいだけの話ですが、夏の成長に大きく影響する植え替えですから、できる限り植え替えてあげたいものです。