バオバブのある生活に憧れて#8~アダンソニア・ディギタータ、半年の成長と今期2度目の植え替え
越冬に失敗し、大半を根腐れさせてしまったバオバブ(アダンソニア・ディギタータ)。残り1株になってしまったこの子も一部根腐れをしていたので切除し、植え替えましたが、落葉したまま戻らないのでは、とずっと不安でした。
初夏にようやく葉が出始めると7~8月の猛暑で急速に葉を茂らせ、一気に大きくなりました。
春から伸びたのは葉が出ている緑色の茎の部分。背丈は春から約2倍ほどになっています。これは嬉しい。実生から育てているだけに、思い入れはどの植物たちよりも強いので、とにかく大切に育てていきたい。
さて、つぶさに観察していると土の表面にも変化が。隆起し始めているんですよね。これ、昨年も、今年の春先も同じことがあって、根が成長し、土を押し上げている証拠。ちょっと根が窮屈なのかもしれません。 根はり鉢を使っているので、その効果もあるのかな、と。
既に9月に入り、今年の成長できる時間には限りがありますので、植え替えには少々悩みました。あまり鉢を大きくしてしまうと、休眠中土の水分が滞留してしまい、また冬に根腐れを起こす可能性もあるため、鉢を大きくし過ぎないことが3株を失って学んだ教訓でしたから。
しかし、もう一段成長させるため植え替え欲求は高まるばかりで、それなら本人に聞いてみよう、と根の状態を確認してから判断することに。葉を茂らせたことから重みで幹も傾いていたので、植え戻すにしても真っ直ぐ立たせればいいので。
引き抜いてみるとまだ根は回りきっていませんが、数カ月で細かい根が多数発根しており、鉢の中に広がっていました。さすがは根はり鉢。春ではないので今後を考えあまり土を落とさずに状態を観察しましたが、塊根も順調に成長しているように見えます。
そんなわけで、5号鉢から6号鉢に植え替えることにしました。ユーカリでもお世話になっているお気に入りの6号鉢。安くてほかのスリット鉢よりオシャレなので愛用しています。ヨドバシの通販で買えます。
高さと鉢のバランスを見るとやはり6号鉢の方がバランスはいいですね。 あとは、本格的な秋が来て落葉するまでにどれだけ根を張って成長してくれるか。晩夏の日差しと暑さが続いてくれることを願うばかりです。
TAGS: アダンソニアディギタータ・バオバブ | 2023年9月11日