【投資】2025年のコア銘柄10種を決定。組み入れた銘柄、除外した銘柄

ポートフォリオの根幹を成す「コア銘柄10種」(以下「コア10」)。①営業利益率、②EPS成長率、③配当の3項目を重視し、10銘柄で業種も分散するように選んでいます。①~③の基準をクリアすることで成長性と株主還元のバランスが取れた銘柄を選ぶことができます。
昨年までコア10に組み入れていたナイキ(NKE)を除外し、コア10の1枠はしばらく空席の状態でしたが、今回マスターカード(MA)を組み入れることにしました。これによりコア10は以下のようになりました。
- HD Home Depot(小売)
- HON Haneywell(資本財)
- JNJ Johnson & Johnson(医薬)
- LMT Lockheed Martin(防衛)
- MA Mastercard(金融)
- MCD McDonald’s(サービス)
- MSFT Microsoft(IT)
- PG Procter & Gamble(生活必需品)
- UNH UnitedHealth Group(保険)
- UNP Union Pacific(運輸)
MAは米国株投資を開始した直後からの長い付き合いです。放っておいてもスクスクと株価が上昇している優良銘柄。配当の面で物足りなさを感じこれまでコア10に組み入れてきませんでしたが、他の組み入れ銘柄の業種とのバランスも考えて安心のMAにしました。


毎年引き上げているコア10の1銘柄当たり目標値について、2025年は前年から8.7%程度引き上げました。
コア10については、ポートフォリオ全体の1/3まで組み入れることを1つの目標にしてきましたが、段々と資産が増加して1銘柄当たりのボリュームも大きくなってきたため、今後コア10はポートフォリオ全体の1/4程度に抑えます。
コア10の入れ替えはあまり実施したくないのですが、今後はハネウェル・インターナショナル(HON)が2月6日に航空宇宙事業を切り離し、先進材料部門のスピンオフも進めてるとしており、2026年下期に3つに分割を完了させる方針を発表しています。
GEが、GEエアロスペース、GEヘルスケア、GEベルノバの3社に分割した時と同じようなことになるんですよね。
様々な事業を手掛けるコングロマリットは「1杯でいろんな味が楽しめる”ぜいたく丼”」みたいで個人的には好きなのですが、複合企業ですと株式市場から正当な評価を受けられないとエリオットから圧力が掛かっていたことに起因します。
来年下期の分離後にはHONをコア10から除外し、別の銘柄に入れ換える可能性が出てきており、資本財の中で入れ替えを検討するならずっと欲くて未だに手が出ていないキャタピラー(CAT)や、これまで組み入れていない別の業種から選ぶなど、今から少しずつ候補を検討しておくべきかもしれません。
