重くて痛い!過酷なソテツの鉢増し作業

ユーカリの鉢増しの延長で、ソテツの鉢増しも実施することにしました。


ハル(長男)の協力を得て、下葉を剪定し、残す葉は紐で束ね、鉢から引き抜くことに。しかし、これが全然抜けない!結局バーベルを持ってきて、鉢を叩いて何とか外れました。

それもそのはず、鉢を傾けると鉢底から根が飛び出していましたから。そりゃあ簡単には抜けませんよね。やはりもっと早く植え替えておくべきだったようです。

苦労して鉢から抜くと根がびっしりと回り、ガッチガチに固まっていました。熊手でガリガリと根鉢の周りと底をひっかきますが、コンクリートの表面をなぞっているようで簡単には歯が立ちません。

土の表面にはサンゴ根もびっしり。集合体恐怖症の方には苦手なサンゴ根ですが、空気中の窒素を取り込んで栄養を供給してくれる有難い微生物なので、今回は一緒にお引越しです。

根鉢の周りをガリガリと毛羽立たせたところで、グロウコンテナに移し替え。マグァンプKを切らしていたことや、割高なゴールデン培養土を節約するため、赤玉土、鹿沼土に今回は腐葉土を混ぜて植え付けました。屋外でしか育てないので虫が湧いても問題ないかと。
鉢はお気に入りのグロウコンテナ、35型にしましたが、結果的には40型でも良かったかもしれません。
最後に置き肥を撒いてたっぷり散水して終了です。

ついでに子株たちも一部植え替えをしました。ハルが好きなのでどんどん増殖していきます。
春先の新葉を伸ばす時期こそ見どころがあるものの、その後はあまり変化がなく、面白みに欠けると思っていたソテツですが、この機会に管理方法を見直しし、今後はしっかり幹を太らせることを楽しみに育てていこうと思います。
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