グレンロイヤルのウォレットとお金との付き合い方
GLENROYAL(グレンロイヤル)のフルブライドルレザーウォレット、使用から1年3ヶ月が経ちました。松浦弥太郎さんは著書の中で1年毎に買い替えを推奨されていますが、まだまだブライドルレザーの味わいが引き出すに至っておりませんのでしばらくは使っていく予定です。
黒のおかげで傍目はあまり目立たないのですが、如何せん扱いが悪く、爪による傷や金属の押し跡が結構入ってしまいました。ブライドルレザーは水に弱いことは知っていましたが、傷にも弱いみたいです。その傷も味と割り切るしかないですね。一方、新品の時と比べ、革の表情にだいぶ変化は出てきましたが、期待の艶はまだまだこれからのようです。
当初の意気込みとは裏腹に毎週磨くまでには至っておりませんが、時々思い出したようにブライドルレザー用のクリームを出しては磨いています。クリームというか蝋みたいなクリーム。指の温度で溶かしてくるくるとなぞる様に塗り込んでいきます。
表面を塗り込むでしばらく放置している様子。冬だとクリームが溶けにくいのでしんどかったですが、随分と作業がしやすくなりました。
せっかちなので内側も同時に塗ってしまってどこを触っても手がベトベトに・・・(あぁもうバカ)。
乾いた布で余計なクリームを丹念に落とし、軽くブラッシング。まだベトつくのでもう一回拭き取り、手にしっとり馴染むくらいまで乾拭きして完成です。
傷はともかく。使い勝手はすこぶる良好。最低限の機能は備えながら薄く収まり嵩張りません。過剰な機能は持たず至ってシンプルながら、かといって不足もなく、全てのモノがあるべき場所にしっくり収まる感じがとにかくいい。
色はブラックにして正解でした。傷が目立ちにくいこともありますが、お金が出ていきにくくなった気がしています(個人的感想)。お金は新札を入れておく、お札は向きを揃えて収納する、財布は定期的に磨く、松浦さんが提唱されるお金と上手く付き合う方法を実践する中から、お金に対する意識も少しずつ変化しているように感じます。
2年目もゲートキーパーとしてしっかり警備をお願いいたしたく。今日もせっせとクリームを入れています。