バリュー株の再選定を実施、結果3銘柄を売却しました。

投資・マネー

後ろ髪を引かれる思いで3銘柄を売却

5月末の状況報告で、四季報第3集(夏号)の発行を待って銘柄の見直しを検討する旨を書きましたが、相場がかなり弱いため思い直し、四季報の発売を待たずに決算短信をもとにデータを更新して、現状投資している銘柄の再選定を行いました。結果、3銘柄を6月3日に売却しました。

 コード   銘  柄   単 価   売 買 
5201 旭硝子 724円 売 却
5713 住友金属鉱山 1,265円 売 却
9104 商船三井 362円 売 却

景況感によってバリュー株と判断して買っていた銘柄も、その後想定外の方向に進んでしまうこともままあるわけで、残念ながら今となってはバリュー株銘柄とは言い難いものもあります。

商船三井(9104)は赤字が2期続き、今期は回復の兆しですが、有利子負債も多く回復にはまだ時間がかかると判断。住友金属鉱山(5713)は金価格などの上下で毎期利益が読み難く、旭硝子(5201)も投資時の想定よりも業績が悪化したため贔屓目に見てもバリュー株とは言い難い状況でしたので、それぞれアベノミクス効果で株価が回復したのでほぼ買値で売却できました。

商船三井などは事業に惚れ込んで投資した銘柄ですし、住友金属鉱山もメジャーを目指す姿勢に共感して投資をしていましたので、心境的には「これを売るなら別の銘柄を手放す方がいい」と思ったりもしましたが、資金も限られている中、そのまま保有し続けても成績上足を引っ張る可能性もあり、贔屓目に見てもバリュー株とは言えないため、いずれまた買い戻すと誓い手放しました。

 コード   銘  柄   単 価   売 買 
7267 本田技研工業 3,650円 購 入

一方、「国際消費」グループが極端に少なかったため、売却で得た現金の一部で6月4日に本田技研工業(7267)を買い増しし、割合を引き上げております。他は相場の下落の下げ止まりや四季報の解析を踏まえてゆっくり考えるつもりです。とにかく自分のアセットアロケーションは先進国株式といい新興国株式といい外国株のポジションが低過ぎるので、早いところ引き上げたいところですが、相場が安定しないのでしばし静観です。

それではまた!

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