【BUY】MONTBLANC(モンブラン)/MEISTERSTÜCK(マイスターシュテュック)Le Grand(ル・グラン)146
姿勢を正し、その日の自分と向き合うために
先月のことになりますが、ハワイに行ったら購入しようと思っていたものがあります。それが万年筆。以前購入したLAMYの万年筆は、実用的かつコストパフォーマンスに優れ、万年筆の魅力を存二分に知ることができましたが、今回はLAMYに続く2本目となります。
今年に入ってからは日々の総括をするようになり、今まで以上に文章を書くようになったため、姿勢を正しその日の自分と向き合う、いわばその儀式的な行為に及ぶための万年筆が欲しくなりました。形から入る、何とも自分らしい動機です。
- MONTBLANC(モンブラン)
/MEISTERSTÜCK(マイスターシュテュック)
Le Grand(ル・グラン)146 - ニブ:F
筆を走らせることが嬉しくなるようなペンを。そう考えて購入したのがモンブランのマイスターシュテュックのル・グラン(146)です。書き味はもちろんですが、とにかくシンプルで飽きの来ない1本が欲しくて。マイスターシュテュックの149、145なども試して、自分にとってのベストな握り加減がこのル・グランでした。
結局円安が進んで、日本で購入する方が全然安いので、ハワイでは買わず帰国後に購入しました。ル・グランは定番のゴールドだけでなくプラチナライン(P146)もありしばらく悩みましたが、持ち物の相性などから温かみのあるゴールドにしました。
ニブは、軟らかく滑るようにペン先が走ります。しかしこれから使い込むうちによりヌラヌラした書き心地になっていくものと期待しています。太さはF。自分はMoleskine(モレスキン)ノートにびっしりと字を書きますし、もちろん字画の多い漢字も書くので、FかEFと悩んだ末に、使い勝手の良さからFに。
(インクはやはりミッドナイトブルー。)
憧れだった吸引式万年筆へ初のインク充填。一見難しそうでしたが、思いの外上手く入ってくれました。早く片手充填ができるようになりたいものです。
1日の終わりに文字を綴ることで、その日から何かしら成長の糧を得、翌日からの生活もより大切に生きられそうな気がして。時間の経過が早く感じられるようになったからこそ、日々得られるものを貪欲に吸収し、次へアウトプットしていかなければ、と感じます。そんな成長の糧を咀嚼し、変換する過程で、このグ・グランがきっと力になってくれるはずです。