フォアフット走法(つま先着地)のためのランニングシューズ探し③
候補②:AIR ZOOM ELITE
仕事帰り、神宮外苑前駅で下りて向かった先はNIKE HARAJUKU。都内にあるナイキの旗艦店です。
事前に電話で在庫を確認してもらったところ、マイサイズのAIR ZOOM ELITE(エア ズーム エリート)が店頭に1足だけあるということですが、希望のカラーでは無かったため、まずは試足をしてサイズが合えば色違いを倉庫から取り寄せてもらうことにしました。
電話で問い合わせた際に普段の走行距離やペース、走り方なども簡単に伝え、ズームストラクチャーと悩んでいるとも申し添えておきました。
いざお店に着いて、早速店員さんにランニングシューズを取り置きしている旨を伝えると、店員さんは電話で伝えた相談内容内容を事前に把握した上で対応してくれ、その後も親身になって相談に乗ってくれました。これは嬉しかったです。
また、運の良いことに対応してくれた店員さんもフォアフット走法で走るそうで、ズームエリートももう3足ほど履き続けているとのこと。ズームエア搭載のシューズについても特徴をよくご存知で、アドバイスも的確でした。
「つま先着地に適したシューズってあまりないですよね」なんて話をしながら、ズームエリートとズームストラクチャーを交互に試足させてもらいました。
どちらも前足部にズームエアを搭載していますが、ズームストラクチャーはがっちりしたホールド感で着地も固め。多少重みはありますが、Dynamic Supportミッドソールや土踏まずのアーチサポートは付加価値としてポイントが高いです。ヒザを壊したこともあってもうしばらくはサポートの優先するべきか。
一方のエリートは軽い分、全体のホールド感はズームストラクチャーより幾分緩やか。つま先回りもストラクチャーよりは遊びが感じられ、着地は柔らかです。次のステップには軽さがあってスピードが出る方が距離も走れてイイですが、その域まで達しているのかどうか。
軽さは断然ズームエリート、ですがサポート力が高く、何より履いていて安定感のあるズームストラクチャーも捨て難く、さてどうしたものかと悩んでいたところ、店員さんに「少し歩いてみてください」と言われて、自分が歩く様子をしばし観察。それから、こうアドバイスをいただきました。
「ストラクチャーは必要以上にヒザがブレないようなソール設計がなされているため、いわば矯正機能が働いているのですが、お客様の場合、歩く際の足の運びもまっすぐ(左ひざが若干開くが)なので、わざわざ矯正機能のあるシューズを選ばれる必要はないかと思います。」
なんという説得力。自分にとってアーチサポートはメリットだと思っていましたが、これまでヒザを開かないように内側に絞って走っていたために、ある程度矯正ができているようで、この段階でストラクチャーを履くことはせっかくまっすぐ振り出されている足を運びを逆に崩してしまう可能性もあるとのこと。
的確なアドバイスのおかげで、おのずと1点に絞られたズームエリートですが、残る問題はつま先回りの遊び。走るにつれ浮腫んでくることも考慮し多少の余裕は必要でしょうが、25.0cmだと遊びが大きい気がするし、24.5cmだと若干窮屈。少し大きめがいいとは言いますがさぁどちらにした方が良いものか。
そんな時、またしても店員さんからある提案が・・・。
・・・つづく。
(前足部にズームエアを搭載したフォアフット走法に最適なモデル。数少ないつま先着地をサポートするシューズ)
(関連記事)
- フォアフット走法(つま先着地)のためのランニングシューズ探し①
- フォアフット走法(つま先着地)のためのランニングシューズ探し②
- フォアフット走法(つま先着地)のためのランニングシューズ探し③
- フォアフット走法(つま先着地)のためのランニングシューズ探し④
TAGS: AirZoomElite・Nike・フォアフット走法・フロントフット走法 | 2014年11月1日