【投資】ユナイテッドテクノロジーズ(UTX)2015年初商いもタイミングは大失敗?
米国株4銘柄目はユナイテッドテクノロジーズ
2015年最初の投資先は、ユナイテッドテクノロジーズ(United Technologies・以下「UTC」/ティッカー「UTX」)に決定しました。
今年はさらに外国株の割合を増やす方針ですので、外国株の中からROEやEPS、PERなどをもとにバリュー株をスクリーニング。
その中から5分類組み入れ構成比率の中で特に厚みの薄い「4.国内債・産業」を補うべく銘柄を選定し、最終的にUTCに投資を決定しました。米国株としてはこれで4銘柄目となります。
(過去の米国株購入の記録)
“バリュー株×リバランス=UTC”という選択肢
(UTCのホームページより)
UTCは、産業用から軍事用・宇宙開発に至るまで、幅広く製品を供給するコングロマリット(複合企業)でして、その傘下には、ガスタービンやロケットエンジン、航空用ジェットエンジンなどを手掛ける「プラット・アンド・ホイットニー」をはじめ、世界屈指のヘリコプターメーカー「シコルスキー・エアクラフト」、世界シェア上位級空調メーカー「キアリア」、航空宇宙システムの設計製造を行う「ハミルトン・サンドストランド」、日本でもご存知エレベーターメーカー「オーチス・エレベータ」などが名を連ねています。
(分野別売上率と地域別販売比率)
多国籍企業ということで米国以外にも幅広く進出しており、米国内の売上比率は38%、5分類組み入れ構成比率の類型に当てはめると、なんとか「4.国内外・産業」に入る感じですね。
宇宙開発・軍事産業も手掛けていることから、個人的には景気動向とはまた一線を画した保守的な値動きをしてくれるものと期待しています。
EPSも来期以降の見通しを含め連続増益傾向ですし、PERは17倍を切っており米国株にしては低め、配当利回りも2%台とまずまずといったところ。色々とリバランスをするにはもってこいの銘柄だと思い購入することにしました。
2015年初商いに張り切り過ぎてタイミングを外し大コケ?
(購入時の換算為替は1ドル120.82円)
ところが、購入した途端に為替は円高に振れるわ、株価も下がるわで、早速含み損が発生!「中長期的に・・・」と考えてはおりますが、なんとも幸先の悪いスタートとなりました。先行きが思いやられます。
自分への慰め、というわけではありませんが、とりあえず外国株は日本経済に対するリスクヘッジという意味もあって投資をしておりますので、あまり気にしないようにします。気にしたらいつまでたっても買えませんので。
(アセットアロケーション)
今回の取引でアセットアロケーションの構成割合は外国株の割合が16.7%から20%近くまで増えて、25%としていた目標値に向けてジワジワと前進中。
(5分類組み入れ構成比率)
株式の5分類組み入れ構成比率も「4.国内外・産業」が7.3%から11.7%へと上昇、「1.ローカル」の11.4%とほぼ同等の割合まで改善されました。
とは言え、他の3分類とはいまだ倍以上の差がありますので、これからまだまだバランスの修正が必要です。
投資の優先順位をつけてコツコツと・・・。
さて、新しい年になり、NISA枠もリセットされましたので(2014年はほぼ使い切った)、早速1、2月決算企業をサテライト投資で、と高配当銘柄や株主優待銘柄の物色をしておりました。
しかしながら投資の優先順位としては、①にバリュー株投資、②にアセットアロケーションの目標割合へのリバランス、③に5分類組み入れ構成比率のバランス調整、そして④に基準月の分散(ここで初めてサテライト投資の活用)となるため、どうしても後回しなんですよね。
決算が集中する時期が近づくにつれ、そろそろ日本株を買いたい気持ちに駆られておりますが、日本株については早くとも3月決算企業の業績が出揃った後になりそう。しばらくは外国株投資が続きそうです。
それではまた!
TAGS: UTX | 2015年1月7日