【MTO】初めてのビスポーク、待望の山神シャツが完成!
8ヶ月を経て完成した自分だけの1枚
前回の仮縫いからさらに待つこと3ヶ月、4月に入ったある日、ストラスブルゴから「山神シャツが完成した」とのご連絡をいただきました。
ずっと楽しみにしていただけに大いに期待に胸を膨らませながら、早速南青山店にあるHouse Tailor’s Lab.(ハウステーラーズ・ラボ)にお邪魔してきました。
完成したそのシャツは、ハンガーに掛けてあるだけでも絵になる美しいシャツで、嬉しさが込み上げてきます。早速試着し、最終的なフィッティングを確認。
(無駄のない襟元から肩回り)
肩の内側に入り込むように袖付けされているにも関わらず窮屈さを感じさせない肩回り、そして体のラインに忠実になぞるシルエットなど、ビスポークシャツならでは、といった着心地とシルエットは感動的です。
仮縫いの際に脇の辺りでインナーシャツと干渉したことから、アームホールをほんの少し広げてもらいましたが、着心地への影響自体は軽微でした。
とは言え、アームホールを広げたために、脇の部分の袖付け位置も若干下がっているため、腕を高く上げると引っ張られて生地がずり上がる感は否めず、使用感には多少なりとも影響はありそう。
(着る人を引き立たせるシルエット)
忠実に身体のラインをなぞり、既成のシャツでは出すことのできないシルエット。ドレスシャツは本来アンダーウェアなので、単独で着るのは気が引けるものですが、そんなことすら忘れて人に自慢したくなるほどカッコイイ。
「インスタグラムにアップしてもいいですか?」と聞かれましたので「どうぞどうぞ」と快諾しました。自分はインスタグラムをやっていないので、掲載されたかを確認するすべはありませんが、自分用に撮ってもらった写真を見て気になることが1点。
それは、せっかくのドレスシャツの下からインナーシャツが浮き出てしまい、超絶ダサいこと。インタグラムにアップしてもらうのは全然構わないのですが、逆に営業妨害にならないか心配です・・・。
(この機会にインナーシャツを考え直す)
話は脱線しますが、今回のオーダーを通じて、いい加減にインナーシャツを何とかしないといけない、という思いを強くしました。
実のところ、これまではユニクロで3枚組 990円(現在は2枚組)で販売されている白のスーピマコットンTシャツを着用していました。
現在保有しているドレスシャツのほとんどがサックスブルーであることもあり、透ける心配もなかったため、これまでインナーシャツについてほとんど気にすることも、考える必要すらなかったのです。
しかし、今回オーダーしたホワイトシャツは、インナーシャツが明らかに透けて見えてしまうこと、そして山神シャツの小さなアームホールにインナーシャツが干渉し、せっかくのフィッティングが台無しになってしまうことなど、様々な弊害を実感しました。
ドレスシャツの下に着ても目立たず、着心地にも干渉しない、カットオフタイプのインナーシャツを早急に手配しようと思います。
(着る度に発見があるビスポークシャツ)
あまりの着心地の良さに、すぐにでも次のオーダーをしたいところでしたが、次はいよいよ本命であるサックスブルーのシーアイランドコットンでお願いする予定のため、時間を置き、今回完成したシャツの着心地を慎重に確認したいと考えています。
特に今回アームホールを調整してもらったことで、山神シャツ本来の良さが失われてしまっていないか気掛かりなこと、そしてインナーシャツの変更でどれだけ着心地にも変化が出るかを確認をしたくて、次のオーダーはそれからにします。
6月には2組の結婚式に招待される予定ですので、早速活躍する絶好の機会が到来。今から楽しみで仕方がありません!
TAGS: Bespoke・MTO・Strasburgo・山神シャツ | 2017年4月22日