【投資】2018年1月の資産運用の状況
「投資運用状況」ページを更新しました。
2018年、相場に変調の兆しを感じ、年初にアセットアロケーションを再度確認・一部修正したり、積立投信の銘柄を見直したりと、昨年とは一転して下落に転じても動揺しないよう、年初に運用方針を確認しました。
現在、新たな運用方針に合わせるように緩やかに調整している最中で、ポートフォリオもガタついておりますが、いずれ調整されていくものと思いますのでご了承ください。
それでは、2018年1月度の運用報告をお送りします。
1月の取引の状況
今月の取引の内容は以下のとおりとなっています。なお、今月から月例の積立投信の買付結果は省略しています。
(一部利確と新規で米国ADRを購入)
アリババ(BABA)は株価が堅調で買値の3倍近くまで上昇、ますます勢いづいていますが、典型的なグロース株で無配ですので「10割益半分手放し」を、また、Lブランズ(LB)はナンピン買いをしていましたので、株価が上がっているうちに追加投資分だけ資金を引き揚げました。
(「通信」が一躍上位2位まで上昇)
業種別組み入れ構成比率は、先月のKDDI(9433)に続き、新興国株のチャイナモバイル(CHL)を米国ADRにて新規購入した影響で、「通信」が2位まで上昇しています。
1月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況について報告したいと思います。
(2018年年初に目標割合を変更)
昨年末にリバランスをしたものの、年初にアセットアロケーションの目標割合を見直したので、またすぐにガタついてしまいました。当面は月例の積立投信の購入額を調整し、緩やかなリバランスを図ってまいります。
(iDeCoの運用利回りは23.75%)
一方、iDeCoについてはほったらかしの状況ですが、株高のおかげで堅調のようです。
しかし、先日保有する投資信託の信託報酬と共に実質コストを調べてみたところ、新興国株の「日興-インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式 」の実質コストが高くてモヤモヤしています。
下記の表は現在有している投資信託の銘柄とコストの一覧です。
(投信の積立スケジュールとコスト)
最下段にあるのが「日興-インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式 」ですが、信託報酬が0.594%、実質コストに至っては0.894%と、年間1%に近いコストが掛かっていることになります。
一昔前なら、新興国株式なら当たり前のコストだったと思いますが、インデックスファンドはコスト競争の激化で、各ファンドとも信託報酬を大幅に見直しており、「eMASIX Slim新興国株式インデックス」などと比べると2倍以上も開きがあります。
iDeCoの商品は証券会社によって決まっており、各資産クラスにつきほとんど1つの投信しかありませんので、他の新興国ファンドを選びたくても今は選択の余地がありません。
現在、iDeCoは楽天証券で口座を開設しておりますが、楽天証券がiDeCo対象商品を見直すか、または「日興-インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式 」が信託報酬を見直すか・・・。
長期に運用するiDeCoですから、小さなコストの差が結果的に大きな差になって年金に現れますので、今後変化が無いようであれば他の証券会社にiDeCoを移すことも検討したいと思っています。
iDeCoの口座移管を検討しているんだけど、手続き中積立が中断されるのが嫌で躊躇。ちなみに楽天からマネックスを計画中。楽天証券さん、新興国株式の商品を変更してくれないかなぁ。変えたい理由は日興エマ株の実質コストが高過ぎる、この1点だけだから。#iDeCo #楽天証券
— gohkiti@いぶし銀杏な生活 (@ibushiginnan) 2018年1月31日
マネックス証券なら「eMASIX Slim新興国株式インデックス」も選べるんですよね~。3大ネット証券の中でも最後発でiDeCoに乗り出しただけに、内容は最も充実しており魅力的です。「eMASIX Slim新興国株式インデックス」実質コストが出た頃に再検討するか悩み中です。
1月の配当金の状況
配当金の内容は以下のとおりとなっています。
(日本株2銘柄、米国株3銘柄から配当金)
1月は、日本株2銘柄、米国株3銘柄から配当金をいただきました。
ようやく毎月定期的に配当金を得られる環境が整いつつあります。銘柄数を増やし過ぎるのも管理上マイナスな面もありよくないのでしょうが、やはり複数の銘柄からもらえるのは嬉しいモノです。
保有銘柄と資産の推移
最後に、保有する銘柄と資産の推移は以下の通りです。
(19ヶ月連続の増加)
2018年に入り、微妙な潮目の変化を感じています。今月は辛うじて年月対比プラスを継続・維持しましたが、月中には前月比マイナスに転じる場面もありましたので、調整局面を迎えるのも時間の問題かと、個人的には思っています。
資産増加の更新記録も19ヶ月も続くとできれば途絶えさせたくないところですが、調整局面はむしろ買い時ですし、どっちに転んでもいいように準備だけはしっかりして静かに相場を見守っています。
それでは、また!
2018年2月2日