黒靴の靴磨きと取り戻す習慣

週末、サボっていた黒靴も久しぶりにメンテナンスをしました。

茶靴に比べて極端に数の少ない黒靴ですが、年齢と共に嗜好も変化しつつあり、最近は茶靴よりももっぱら黒靴の方が気分だったりします。

所有する黒の短靴は3足、一番のお気に入りは何と言ってもDiplomat

現在所有するのは、John Lobb(ジョンロブ)のPhilip2とChurch’s(チャーチ)のDiplomat、それにCheaney(チーニー)の3足のみ。中でもディプロマットの出番が圧倒的です。ディプロマットが無いと1週間のローテーションが組めないくらい。

一方のチーニーは、本格的に革靴を履き始めて2足目に手にしたストレートチップですが、オーバーサイズをUnion Works(ユニオンワークス)でサイズアジャストしたせいか幾分重く疲れやすいため敬遠しがちで、主に冠婚葬祭の「葬」が中心。

そんなわけで現在はディプロマットとフィリップ2がローテーションの柱になっています。

Diplomatには週1回は必ず足を通す、悪天候の日ほど出番が多い

黒くて目立ちませんが、悪天候には決まって登板するディプロマットは、日頃から履き倒しているせいで常に擦り傷が絶えませんのでしっかりクリームを入れました。

本当に堅牢で強い革のため、ちょっとクリームを入れるだけで本当に良く光ってくれます。

この3足に加えて、冬にはJ.M.Westonの705(チェルシーブーツ)が加わりますが、そろそろBorelo(ボレロ)でオーダーしているビスポークシューズが完成する予定でして、黒靴が補強されることになります。

Bolero(ボレロ)で靴をつくる(4)再仮縫い編
現在オーダー中のBolero(ボレロ)のビスポークシューズですが、8カ月ぶりにアトリエにお邪魔をして、2度目の仮縫いに臨みました。関東に住んでいますとなかなか訪問する機会に恵まれませんが、一生に一度あるかないかのこの経験は少しでも長く味わいたいので、待つのも一切苦にはなりません。そうこう言っている間に早1年2カ月が経過していますが。足を入れた際の、既成靴では得られないフィッティングに思わず込み上げてくる高揚感仮縫い靴といってもそれはもう靴そのもの。しかしこれが実際の靴になるわけではなく、最後は解体...

なかなか工房にお邪魔することができず、 オーダーしてから早1年半が経過してしまいましたが、年末が近づくにつれて完成の足音が聞こえるようになり、期待で胸が高鳴ります。

実はAldenの黒コードバンのダービーシューズが欲しい。BoleroとAldenで黒靴はアガリかな

嫁さんが安定期に入り、こうして靴磨き、アイロンがけ、シャツの手洗いと、しばらくサボっていた習慣も少しずつ再開していきます。ランニングを含め、習慣が毎日当たり前のようにこなせている時が一番精神的にも穏やかでいられます。

「さぁやるぞ」なんて意気込むことなく、呼吸をするように自然と靴を磨けるような習慣をしっかり取り戻していきたいものです。

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