【投資】米国株:欲豚の失敗(4銘柄買い増し)
毎月第3木曜日が株の買付日を決めて、その時点で割安感のある株を買うようにしていますが、下落相場入りし、日々の値幅も大きいことから欲をかいてかなり下値に設定したところ、逆に前日終値から7%近く反発してしまい、結局その日は買えないという事態が発生。
開始直後は5%近く下げて始まったので、さっさと成行注文していればずっと安値で買えた上に、その後の反発でその日は気分良く眠れていたはずなのに、思いに反してスルスルと株価が上がって買い逃し、欲深い自分の判断が悔まれてその日の夜はまともに眠れませんでした。
一度ルールを設定したら、逸脱せずに運用することが大切なはずなのに、今年に入ってから株価急落に目が眩み例外ばかりで都度失敗を重ねているので、いい加減矯正しなければ、と大いに反省。
翌日に当初予定していた銘柄を成行買いしました。だいぶ高値で買ったことは言うまでもありません。
購入したのは、マクドナルド(MCD)、レイセオン(RTN)、ユニオン・パシフィック(UNP)、そして SPDR ポートフォリオ S&P500 高配当株式ETF (SPYD)の4銘柄です。
MCDとUNPはコア5と位置付けた銘柄で、ポートフォリオの中心に据えることを決めていますが、他の3銘柄(MMM、JNJ、PG)が踏ん張っている中、大きく値を下げて均衡が崩していたので補強しました。
MCDは新型コロナウイルスによる来店客数の鈍化、UNPは元々原油価格と連動性がありましたが、この歴史的な原油安を受けてシェール企業の倒産が囁かれていることを受けての下げだと推察します。
今回購入した銘柄の中で一番お得感を感じたのはRTNですが、どこもかしこもバーゲンセールとなると全てに手が回りませんので、まずはポートフォリオの中核を成すコア5の買い増しが最優先となります。
上記3銘柄を買ったあとで、おつりでSPYDを買い増しました。
これだけ原油が下がるとエクソン・モービル(XOM)を買いたくなりますが、高配当株を追うのは自分の性に合わないと自覚してからというもの、高配当株投資はETFを使うことにしています。
今回の買い増しもこの下落相場には”焼け石に水”な印象を受けますが、世界全体がリスク回避へと向かう中、この悲壮感の中で買わなきゃいつ買うんだ、という気持ちもあって。
いつか報われるだろうと気長に構え、余力がある限り買い続けます。
特にコア5については、1月の時点で5銘柄全てが目安としていた水準に達したものの、その後の株価急落で一気に崩れてしまいましたので、まずはコア5を再び目標水準まで買い増すことに専念します。
資産のマイナス幅を見ると気も滅入りますが、今はとにかく株数を集めることに集中し、より安く、より多くの株数を手に入れることにこだわります。
加えて、この下落相場の間は今まで以上にニューマネーを投資に回せるよう、これまで以上に節約に努め資金を回したいと思います。