【投資】2020年7月の資産運用の状況
「投資運用状況」ページを更新しました。
決算シーズンが到来し、個別株ごとでは上下するものの、市場全体は一服感が漂い、早くも夏休みムード。何ともぬるい温度感に包まれています。
お買い得感もなければ過熱感もなく、今年後半は果たしてどちらに振れるのか、その行方に注目しながら様子見を決め込んでいるようです。
決算発表が本格化し、業績悪化が顕在化する一方で、世界的な金融緩和により株価は高値圏で推移しており、今後は金融相場入りしてバブル化する可能性も囁かれています。
実態経済と相場の過熱感とのギャップに投資を躊躇してしまいますが、こんな時こそ雑音は入れず、感情を殺して自分の定めたルールに従い、粛々と株を買い集めることだけに集中するのがいいのでしょう。
そんなわけで、混沌とした7月の運用状況をご報告します。
7月の取引の状況
7月は以下の銘柄を売買しました。
資産整理第2弾として7銘柄ほど処分しました。ほとんどが損切りです。この2カ月で銘柄数はだいぶ減らしましたが、まだまだですね。第3弾は秋頃を予定しています。
一方、新規ではCMEグループ(CME)を、買い増しではロッキード・マーチン(LMT)をそれぞれ購入しています。
ロッキード・マーチンについては、今回のコロナ禍でも業績への影響はほとんどないと言っても過言ではなく、まさに自分好みの株なので今後も買い増しを進めていく予定。
なお、今後コア5(JNJ、MCD、MMM、PG、UNP)から裾野を広げていく際には、ナイキ(NKE)と、このロッキード・マーチン(LMT)をコア銘柄に採用する可能性が非常に高いです。
7月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況について報告したいと思います。
構成比は引き続き先進国株過多の状況が続いていますが、その他のアセットでは、金(ゴールド)が過去最高値を更新したとのことで湧いています。
ゴールドをいったん売却することも考えましたが、売値と買値の差が大きく、頻繁に売買するものでもありませんから、もし売る時はポートフォリオから除外する時だと思っており、当面売るつもりはありません。
そのうち金貨等現物に引き出して、子どもたちの成長の節目節目にプレゼントしてもいいなぁと思っています。
一方、日本株やJリートについては個別株の整理を更に進めるか、決算結果を精査して、それぞれの身の振り方を決めていきます。
7月の配当金の状況
配当金の内容は以下の通りとなっています。
この7月については昨年同月比で7%増となり、増加率では1桁台と少し物足りなさを感じるところ。
更に、Jリート2銘柄のこの先2期の分配金見通しは大幅減配の予定ですし、アンハイザー・ブッシュー・インベブ(BUD)は既に売却済みなので、来年度に向けてテコ入れが必要です。
保有銘柄と資産の推移
最後に、資産の推移は以下の通りです。
7月中旬にようやく昨年末に記録した過去最高額を一時的に更新したのですが、月末に向けて円高が進んだことに加え、相次ぐ決算発表後の失望売りに上げ幅を縮小し、結局前月比+1.78%に留まり、過去最高値更新はお預けとなりました。
ナスダック銘柄がほとんどない自分のポートフォリオにはため息をつかずにはいられませんが、市況が反転した時のジェットコースターっぷりを想像したらやっぱり怖くて買えないし、自分にはリスクが高くて手に負えないという結論に至り、諦めました。
コア5の決算も出揃い、スリーエム(MMM)やユニオン・パシフィック(UNP)などは発表後に軒並み株価を下げています。まだまだ買付余力はありますから、夏枯れ相場で8月中も株価が低迷してるようであれば買い増しに動きます。
それでは、また!
TAGS: 運用報告 | 2020年8月1日