【BUY】Nike（ナイキ）／エアズームペガサス37 フライイーズ
この春アップデートされたNIKE（ナイキ）のAIR ZOOM PEGASUS37（エアズームペガサス37）。
その見た目と機能性から、発売当初からずっと欲しかったのですが、染み着いた貧乏性がプロパー価格で買うことを妨げ、悩んでいるうちに売り切れになってしまいました。
「あ～ぁ」と思っていたら、最近クリアランス品の中にマイサイズがストックされているのを発見！結果的にお得な価格で手に入れることができました。
このペガサス37、とにかく見た目がカッコイイ。グリーンとブラックを基調としたデザインで、過去に保有したことのないタイプのカラーリング。
最近はランニングシューズとしての役割を終えた後でも履けるような、ファッション性の高いデザインのモノに惹かれますが、まさにその嗜好にピッタリなデザイン。
そして、こちらは紐靴ではなく「フライイーズ」、いわゆるシューレースではなくジッパー式でして、簡単に着脱できるデザイン。これが発売当初からずっと惹かれていた理由の１つ。
靴紐がジッパーになっただけですが、急にテック感が増しますね（笑）。最近ナイキのシューズはつま先が以前にも増して細く感じるモノもあり、これまで25.5cmを履いていましたが、モノによってはハーフサイズ上げるケースもあるのですが（オデッセイリアクトフライニット２がそう）、こちらは25.5cmでジャストサイズ。
フライイーズなので紐で絞り上げない分、サイズは小さい方が正解なのかもしれませんが、ストックされたのが25.5cmだけでしたので、合わなければ返品せざるを得ませんでしたから、運が良かったです。
ペガサス37に惹かれた２つ目の理由は、前足部に従来の２倍のZOOM AIR（ズームエア）が搭載されたこと。これはフォアフット走法で走る自分にとって、どうしても試してみたい仕様でした。
過去にはズームエリートを３足ほど立て続けに履いていた時期がありましたが、今回久しぶりのズームエア。アウトソールもエリートを彷彿とさせるデザインでワクワクします。
ソールは厚底設計で、フォームはリアクトフォームを採用。柔らかく弾むような感覚は相変わらず歩いていて気持ちが良いですが、ズームエアの影響か、それともアウトソールか、ソール全体がリアクトのシューズよりも安定感があります。
ヒール部分は少し尖っており、小ぶりのかかとでもしっかりホールドしてくれます。この辺はズームフライ３に似ていますね。
履き口は、シュータンこそ薄いですが、足首は比較的しっかりした厚みのある生地で作られており、ホールド感が高く、エントリーランナーにも安心の設計。
また、つま先部分の補強などもしっかり施されており、幅広い層のランナーに対応できる設計となっています。初心者から履き始めて、その後実力がついてきても履き続けられる適用性こそが、ペガサスシリーズが長く愛される理由なのでしょうね。
慣れ親しんだランニングシューズを替えるのは、やはり不安ですし、ランナーとしては履き慣れていて安心できるシューズを、必ず１足は持っていたいものですから。
変化の激しいランニングシューズですが、37代も続いているこのロングセラーシューズは今後も途絶えることは無いでしょうし、ペガサスをローテーションの軸に据えると先々メリットは大きいかもしれません。
そんなわけで、早速18kmほど走ってみました。
まずこのフライイーズ、とにかく脱ぎ履きが本当に楽で、ちょっと感動しました。もう走ろうと思ったらすぐに表に飛び出せますし、走り終わったらサッと脱げるのでストレスゼロ（準備運動は入念に）。
ジッパーでホールドしますが、走るうちにジッパーが緩むこともなく、足の動きに合わせてワイヤーゴムが伸縮してくれるので、ガチガチに固定されるようなこともないので、足への当たりや痛みなどはなく、快適に走れます。
そして前足部に搭載された２倍のズームエアは、想像以上にその効果を実感できました。ボールジョイント（指の付け根部分）でズームエアの存在感をダイレクトに感じます。
ズームエアがアタックの衝撃を素早く分散してくれて、ピンポイントに掛かるはずの負荷を大幅に軽減してくれるので、長距離を走っても苦ではありません。これはフォアフットランナーの自分にとっては本当に嬉しい仕様です。
要所でしっかりと補強がなされている分、オデッセイリアクトフライニット２などアッパーがフライニット素材でアウトソールもラバー補強が少ないリアクトシューズなどと比べると靴自体は重いのでしょうが、その重さを感じさせない素晴らしいバランス感。
一方スピードの面では、シューズの重さもありますが、ズームエアは（例えるならエアバックのような）衝撃を吸収・分散するといった効果を強く感じ、反発で走る感じではないので、ぐんぐん進むような推進力はそこまでない印象を受けました。
何はともあれ、ズームエアのおかげで足への負担がだいぶ軽減でき、その効果を着地のたびに感じるので走るのが楽しくなります。ズームフライ３と比べると今のランニングフォームにもすんなり馴染み、履き下ろしにもストレスを感じさせませんでした。
今月は走行距離150kｍを目標にしていますが、ペガサス37が大きな起爆剤になってくれそう。これから秋に向けて段々と走りやすくなりますので、ペガサス37を履いて思う存分ランニングを楽しみもうと思います！
TAGS: Nike | 2020年9月10日
