【BUY】Nike(ナイキ)/リアクト インフィニティ ラン フライニット
9月のランニングで目標に掲げた150kmを無事にクリアすることができました。
一方で、目標距離をいきなり1.5倍に引き上げてしまい、かなりプレッシャーを感じながらのランニングとなってしまったので、達成できたことについてはホッとしていますが、いささか燃え尽き気味。
そんなわけで、目標達成のご褒美と、これからケガ無く秋冬を走り抜けるために、新しいシューズを購入することにしました。
直営店で様々なシューズを試足し、特に良さを実感したのが今回購入したリアクト インフィニティ ラン フライニット。ナイキのオンラインストアでは更に25%オフセールをしていましたので、上手く利用して購入しました。
愛用するエピックリアクトフライニット2の後継が、このインフィニティラン。エピックリアクトとエピックリアクト2の違いはほとんどわからないほどでしたが、インフィニティランについてはガラリと変わりました。
一番実感したのは、見た目でもハッキリとわかる、張り出すほどに大きな前足部の接地面。当然ながら着地、蹴り出し共に安定感は抜群です。
正直このソールのせいで、スマートでスタイリッシュなシューズという印象とは無縁になるのですが、ナイキの”ケガをしないシューズ”を目指して生まれたインフィニティランのコンセプトを強く実感できるソールです。
9月に走り込みした影響で、節々にいつも以上に負担が掛かっており、疲労の蓄積を実感していることや、今後の冷え込みによるケガのリスクを考えると、インフィニティランは選ぶべくして選んだシューズのように感じます。
ソールの厚さもエピックリアクト2よりフォームを22%増量しており、より厚底を実感できます。これは足への負担も軽減できるので、嬉しい仕様。
一方、ソール形状がロッキングチェアのようで、ヒール着地からつま先蹴り出しまでの体重移動をスムースに行えるような作りになっています。そのため、履いてみるとつま先部分の角度がかなりついているように感じます。
個人的にはフォアフット走法なので、この角度には少々慣れが必要かもしれません。
ソールのラバー補強は全体的に施されており、耐久性をアップ。着地時のアタックは少し硬くなりますが、地面とのグリップ力をより感じられるようになりました。
リアクトフォームの柔らかさや反発性は、ラバー補強が薄い方がより実感できますが、耐久性や安定感とトレードオフの関係にありますからターゲット層により変化させるのでしょうが、ケガの発生率についてズームストラクチャー22と比較している点から判断するに、若干初級者寄りに調整しているように感じます。
余談ですが、ラバーソールの生成りのガムカラーはクラシックな印象で、個人的に大好きでして、この靴を選んだ理由の1つでもあります。
シュータンまで一体になったフライニットやシューレースの感じなど、特に履き口回りはエピックリアクトシリーズの意匠を継承しており、足入れの感じは慣れ親しんだエピックそっくりで自分にとっては嬉しい限り。
大きく違うのは土踏まずの突き上げですね。アッパーはフライニットですが、アーチサポートはかなりしっかりしています。
問題はデザインですね。先にも触れましたが、インフィニティランは決してカッコイイシューズではなく(あくまでも個人的な感想です)、カラーリングも奇抜なモノが多いせいで、余計にそう感じます。
その中で、このブルーフォックスが一番シックで好みでした。
9月は目標達成のために結構無理をしたせいで疲れが溜まっていますから、10月からは少し落ち着いて気持ちも新たにランニングに取り組もうと思います。
早く走ること、長く走ること、それ以前にケガなく継続して走ることこそが自分のランニング最大の目標ですから、このインフィニティランはきっとローテーションの中心となってくれるはず。
空気がひんやりと感じ、すっかり秋めいて走りやすくなったこの季節。新しいシューズを履いて、とにかく走ること自体を楽しみたいと思います!
TAGS: Nike | 2020年9月30日