【BUY】歴代ランシュー中BESTの予感。ASICS（アシックス）／NOVABLAST3
ランニングの回数や距離が増えるに比例して、ランニングシューズはどんどんとソールが削れ、クッション性も失われており、慢性的に不足していることから常に新しい靴を探しています。
そして先日、ようやく新しいランニングシューズを１足購入することができました。今回はNIKE（ナイキ）でもなく、HOKA ONE ONE（ホカオネオネ）でもなく、ASICS（アシックス）。
ランニングを始めた際、最初に購入したのがアシックスのGEL-KAYANO18でした。以来、ランニングシューズでアシックスを履くのは丸10年ぶり！
実は、最初ナイキのPEGASUS 39（ペガサス39）を購入しようと思っていたんです。ペガサス37を愛用しており、その買い換えなら当然後継モデルがイイ。ペガサス38はデザインもイマイチでスルーしたのですが、39はなかなか良さそうでしたので。
しかし、エアズームシステムが37の時は前足部だけに厚く入っていましたが、39からはソール全面に搭載された代わりに厚みが若干薄くなっており、実際に履いてみても37と比較すると確かに薄く感じてしまいます。（そう考えるとフォアフット走法の自分にとって37は最高のギアでした）
ソールは薄い方がレース向きなのかもしれませんが、普段のランニング用ですから、ジョグレベル（1km５～６分）を怪我せず毎日走れることが大前提。
そのために（特に前足部の）高いクッション性は欠かせず、代わりに何かいい靴はないかと探していたところ、子供たちが「パパ、これどう？」と提案してきたのがNOVABLAST3でした。
試しに履いて前足部でタンタンと足を鳴らしてみると、しっかりと厚みがありながら、決して柔らか過ぎない絶妙な塩梅の反発を感じることができ、直感的に好感触を得て、思わず「おおっ！？これは･･･。」と思わずにはいられませんでした。
アウトソールのラバーはこんな感じ。凹凸もなく、全体的に万遍なく補強されている印象ですが、ラバー（従来より３倍の耐摩耗性があるAHAR+アウターソールを採用）自体はさほど厚くなく、耐久性のほどは実際に履いて確認するほかありません。
ただし、走ってみるとグリップ力はかなりしっかりしています。凹凸がない分、面でしっかり地面をとらえるのでしょう。グイグイ走れて、軽く走っても５分前半まで簡単に出ます。
ナイキなどは反対に凹凸がしっかりあり、接地面が少ない分地面からの靴離れが良いので、軽快に走る人には向いている印象。過去10年ですっかりナイキに慣れているので、アシックスはスピードは出るものの、しっかり地面を蹴って走る感覚なので、履き始め当初は足が疲れやすく感じました。
ホカにも負けない厚いソールは、FF BLAST+（FLYTEFORM BLAST）を採用。トランポリン構造と相俟って弾むような走り心地を実現しています。
驚くほどの軽さとその分厚いソールに、ついホカと比較してしまいますが、しかし、ホカよりも気に入った点が２点あります。
１点目がフィット感。ホカのフィッティングで不満であった前足部のゆとりもなく、自分の足にピッタリ。履いていてフィッティングに対し全く不満を感じず、「これは完璧ではないか」と思えるほど。この感覚はナイキでもホカでも感じたことはありませんでした。
２点目はシュータン。ホカの分厚いシュータンはフィッティングが甘くなり、それが嫌で絞り過ぎると今度は足が痛くなるジレンマに陥り、大いに不満でしたが、NOVABLAST3の方は薄く伸縮性もあり、センターに切り込みが入ったような設計など大変計算されており、非常に満足です。
問題は、このソールのカラーリング。ちょっと派手で、「う～ん」と思っていましたが、子どもたちだけでなく嫁さんにも好評。実際に履いてみると、自分でも結構カッコイイな、と。ウェアに暖色系が全くないので、走る時の装いには多少困りますが･･･。
店頭で試足し、久しぶりに「これは･･･！」と思える納得のシューズでしたので、定価を出しても惜しくなかったですが、セール価格な上にショッピングモールのポイントや、ランニングアプリ「TATTA」の目標達成クーポンなども併用し、大変お得に購入できました。
しかし、10年履いていない間にアシックスの靴の進化にビックリし、今回アシックスに対する見方がすっかり変わってしまいました。引退寸前のランシューたちは全部NOVABLASTに置き替えていけばいいのでは？と思うほど気に入っています。
寒さの峠も越え、これからいよいよ春本番。新たな相棒が手に入り、否が応にもランニング熱は高まるばかり。ランニングには最高の季節を、事靴と共に思う存分楽しみたいと思います！
TAGS: Asics | 2023年2月24日
