【投資】半年に一度のポートフォリオ総点検。損切りは痛くないが、手放す喪失感は大きい

投資・マネー

2023年も間もなく半分が終わろうしています。半期末の行事として、半年に一度、ポートフォリオの中身を点検することにしています。

点検の中身は主に、各個別銘柄の保有目的や投資動機の再認識と、ポートフォリオに入れておく意義の確認です。

時間とともに、当初の投資の狙いから逸脱している銘柄もあれば、自分自身で定めた投資方針にそぐわない銘柄も出てきます。長いことポートフォリオにあると、保有していて当たり前に感じてしまい、どうしても気付かないまま長いこと放置してしまうことが多々ありますので。

今回断捨離の対象となったのは、ロイヤリティー・ファーマ(RPRX)、スリーエム(MMM)、そして先週購入したばかりのドクシミティー(DOCS)。バフェットさんでさえ台湾セミコンダクター(TSM)を購入後ごく短期で売却したし、許されるよね。

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6月も第3木曜日を迎え、株を機械的に購入する「投資の日」となりました。 毎月前週末に誇示別銘柄の業績見込みなどを更新し、その時々で割安感を感じる銘柄をピックアップし購入しているのですが、ここ数カ月の株価急騰や円安の進行により、全く食指が動かない状況になってしまいました。 代替投資先としての日本株もここ数カ月で大きく上昇してしまい、割安感もだいぶ薄れてしまっていますし、ここまで急ピッチで上昇した株価ですから、そのうちズドンと落ちる可能性も多分にあると考え、今は心理的に非常に買い難い状況...

RPRXについては、業績結果や見通しからポートフォリオ内で唯一「D評価」を下した銘柄で、自分のポートフォリオに入れておく必要が無いことから全株売却しました。

MMMについては、辛うじて「C評価」ですが、昨年自分が定めた「コア銘柄10種」の工業枠をハネウェル・インターナショナル(HON)に明け渡し、コア10から陥落。今やサテライト銘柄の1銘柄に甘んじており、サテライト枠としてはボリュームが大き過ぎることから一部売却しました。

DOCSについては、数字面では成長期待ができるものの、自分の中で具体的な成長イメージが描けておらず、実際に保有してみるとソワソワしてしまい、ポートフォリオに組み込むことに不安を覚えていると感じて全株売却しました。

いずれも多かれ少なかれ損切りとなっています。損切り自体はもうすっかり慣れっこになってしまい、痛くもかゆくもないのですが、元々蒐集癖があるので、これまでコツコツ買い集めてきた株を手放すことには切なさややるせない気持ちがこみ上げてきます。

上記3銘柄の売却が正解かどうかはわかりませんが、今回売却したことで憂いが晴れたので、少なくとも自分の投資方針に照らせば正しい取引だったと感じています。

さて、返す刀で購入したのはこちらの4銘柄。いずれもコア10の下位に位置している銘柄です。

年初からコア10の目標値を設定し、10銘柄全てが定めた目標基準値に到達することを目指していましたが、できれば折り返しを迎える時点でクリアしたいと考えていたんですよね。

今回の4銘柄の買い増しで、無事に10銘柄全てが2023年の目標基準値に到達することができました。

コア10はポートフォリオの根幹に据えており、いくつか設定した目標の中でも最優先で実現したいと考えていましたが、目標設定は昨年末で、当時は株価も低迷し、悲観的な相場環境でしたから、その半年後に早くも目標が達成できるなんて思いもしませんでした。

今年前半戦は出来過ぎなくらいに順調だった我がポートフォリオ、後半戦はどうなるでしょうか。コア10の目標クリアを受けて、後半戦はコア10を基準値を割らないようキープしつつ、今後はよりアグレッシブな投資を実行に移すことができそうです。

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