【BUY】スピード練習のお供に。adidas(アディダス)/ADIZERO JAPAN 8 M
フルマラソンでサブ4を目指すため、スピードトレーニングも織り交ぜたいとランニングシューズを新調しました。
私事ですが、ランニングシューズは以前のNIKE(ナイキ)依存から段々と脱却しつつあり、HOKA ONEONE(ホカオネオネ)、ASICS(アシックス)と来て、今回はadidas(アディダス)のシューズを初めて履くことに。
各社切磋琢磨し、本当にいい靴を作っていますね。
今回購入したのは、ADIZERO JAPAN 8(アディゼロジャパン8)。
実は最初、カーボンプレート入りシューズを検討したんです。サブ4を目指すなら避けて通れない、と思っていたので。
ちょうど、アシックスから”サブ4を目指すためのシューズ”「S4」が発売されたこともあり、これは是が非でも買うべきではないか、とアシックスラン東京丸の内まで行って試足もしたのですが、やはりカーボンシューズの独特の履き心地に馴染めず。
カーボンシューズを履きこなすためのトレーニングをしなければならず、また足への負荷も反発に比例して大きくなるので、大会前にケガをしても嫌だな、と。
大会までに履き慣らすことも考えましたが、カーボンシューズでないとサブ4を達成できないわけでもないですし、無理してカーボンシューズにする必要はないかな、と思い直し、靴ではなく練習メニューを見直すことにしました。
自分に足りないのはスピード練習。それならば、と購入したのが今回のADIZERO JAPAN 8というわけ。
今や厚底が席巻しているランニングシューズですが、薄底ソールに分類される ADIZERO JAPAN 8。
とにかく軽くて、すぐにスピードが出ます。ソールの反発性云々以前に、軽さでビュンビュン加速する印象。意識しなくても普段どおりに走るだけでキロ15~30秒は早くなります。
厚底シューズやカーボンシューズの場合、クッションが深く反発が遅かったり、速度によってはあまり反発を感じられないなど、シューズによって差があり、反発効果の最大限得られる速度で走るよう意識して走らねばません。
一方、ADIZERO JAPAN 8はソールが薄い分、反発もタイムリーで感じられ、どんな速度で走ってもきちんと反発してくれます。
ミッドソールは弾力性に優れたLightstrike Proと非常に軽いLightsrike 2.0をミックスした2層で形成され、アウトソールには前足部にのみ凹凸のあまりないコンチネンタルラバーが搭載されています。
フォアフットで走る自分には無駄がない作りで嬉しい限り。ところで、このコンチネンタルって靴のリペアではよくお世話になっている、”あの”コンチネンタルですよね?
ランニングシューズでコンチネンタルのラバーが搭載されているとは思いもしませんでしたが、走ってみるとグリップもしっかりしていて、減りも遅いでしょうから消耗を気にせずトレーニングできます。
ちなみにカーボンではありませんが、3方向に分かれたシャンク(ENERGYTORSION ROD 2.0・ピンク色の部分)が入っており、軽量ながら屈曲を推進力に変換してくれます。
さて、今後の勝負シューズですが、フルマラソンの本番では、着地の衝撃の蓄積が後半に影響しそうなので、自分の場合はやはりアシックスのNOVA BLAST 3になる気がします。
しかし、本番に向けてはスピード練習も当然必要で、これまで一番足りなかったのもスピード練習なので、この靴でキロ4分台で走る早めの練習を取り入れながら、今後6カ月で30km過ぎからもスピードを落とさずに走れる足づくりを目指したいと思います。
TAGS: Adidas | 2023年8月7日