【投資】2023年7月の資産運用の状況(前月比+2.2%・過去最高更新)日本株が躍進!
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引き続き堅調に株価が上昇した7月。これまでハイテク大手がけん引してきた株高も、段々と他のセクターにも広がり、株価を押し上げています。
資産は6月に急騰したため、7月は反落を覚悟していましたが、株価も為替も思いのほか持ちこたえて過去最高を更新しました。
株価が大きく下げたら買い増ししたいと手ぐすねを引いて待っているだけに、なかなか落ちてこない株価に「株買いたい病」を発症しそうですが、そこはぐっとこらえて次の機会を伺いながら銘柄分析を続けています。
そんなわけで資産も節目に乗せた7月の資産運用状況をご報告します。今回もどうかお付き合いください。
7月の取引の状況
7月は以下の銘柄を売買しました。
コロナショック時にハイテク株の恩恵を受けるべく投資をしたアドビ(ADBE)ですが、そろそろ役割を終えつつあることから500ドルを超えたのを確認し、ポジションを減らすべく少額を売却。
ADBEは売却後10%以上上昇していますので、いささか早計でしたが、自分の中の規律に従って投資判断を下し、行動できているので満足しています。
購入は、米国株では、ゾエティス(ZTS)と、決算発表後に下落したコア10構成銘柄のハネウェル・インターナショナル(HON)を購入。日本株では、日本駐車場開発(2353)を新規購入しました。
コア10は先月に年内の目標値を全銘柄クリアしましたが、7月はその状態をキープしたまま月末を迎えることができました。一時はマイクロソフト(MSFT)が独走状態でしたが、バリュー株を中心とした他の銘柄が対応し始めています。
米国株は昨年のロシアによるウクライナ進行以来、長らくロッキード・マーチン(LMT)がポートフォリオのトップでしたが、ChatGPTの登場で一気にAIブームの高まり、今年に入ってからはMSFTがトップに躍り出ました。
現在は市場をけん引した大型ハイテク株が落ち着いてきており、他のセクターが上昇をはじめています。
こうして見ると、いつどのセクターが注目されて株価が急騰するかわからないので、コア10を中心にしっかりとセクターを分散することが重要だなぁと改めて実感します。
一方、日本株は更に1銘柄が追加され、さらに分散が進みました。今年に入り投資をした日本株は購入後時間を置かずきちんと上昇し、安全圏(買値より30%以上)まで到達してくれており、資産の上昇に一役買ってくれています。
今は含み益がかなり出ていますが、たまたま時流が良かっただけで、稼ぐ力は依然米国株の方が良く、長期保有に適しているため、日本株は状況次第で適宜売却も検討しなければなりません。
ただ、会社四季報で企業の状況をきちんと精査し、買い急がずに過度に割高な株価で買いさえしなければ、株価は上昇してくれることを確認できたことは、今後に活かせる大きな収穫でした。
7月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況についてご報告します。
現金比率は12.1%から11.1%へと続落しています。毎月1%ずつ減少している印象です。昨今の株高で投資額は控えめにしていますので、キャッシュ流出というよりは、他の資産の増加による割合の減少と思われます。
米国株、新興国株はキープ、一方の日本株は4.4%から5.0%に上昇していることからも、日本株の堅調さを見ることができます。
7月の配当金の状況
配当金の内容は以下のとおりとなっています。
配当金は、米国株3銘柄からぞれぞれ受領しました。7月の配当金流入額は、前年同月比で+13%となりました。1月+125%、2月+34%、3月+34%、4月+15%、5月+10%、6月+18%、そして7月+13%と、前年同月比+10%以上をキープしています。
年間配当金受領見込みは、7月末時点では前年比+22%の見込みです。後半戦で+25%まで引き上げることができるか、買い増しと共に他力本願ですが、増配発表に期待しています。
保有銘柄と資産の推移
最後に、資産の推移は以下の通りです。
2023年7月は、6月の+7.75%の爆上げ後だったために調整も覚悟しておりましたが、結果的には前月比で+2.22%と続伸し、上昇はこれで7カ月連続となりました。年初からは+21.31%となっております。
投資額はさほど増やしてはいませんが、含み益が膨らんでおり、資産を押し上げています。そろそろ一部資産を利確する目的で、改めて保有目的やポートフォリオの中での役割を整理し、投資判断を下したいと考えています。
含み益が乗っているとつい野放しにしがちですが、下落局面ではイイ判断ができないので、相場にまくしたてられるのではなく自分のタイミングで投資判断を下せるよう、上昇時にこそ頭を使って規律を持った投資行動に努めたいものです。
2023年8月6日