根を太くするため地中深く埋めたガジュマルが2年間でどれだけ太く成長したかを検証します。

過去のブログを振り返ると、ガジュマルの根を大きく太らせるために地中に深く埋めて、早2年が経ちました。春が来たのでどれだけ育ったのかを確認していきます。


こちらは2年前(2023年5月)のガジュマルの様子。まずまず成長していましたが、もっと根を太らせたいと・・・。

もうひと回り大きな根はり鉢(スリット鉢)に深めに植えたんですよね。地中に埋めると根が太く育つと聞いたので。それからしばらくほったらかしにしていたのですが、スリット鉢の底から根が次々に外に飛び出してしまいそろそろ植え替え時かと。
さて、2年でどれだけ根が成長したか。結果はこちら。

こちらが2年経過したガジュマルの様子。「気根」といって幹や太い茎から細い根が生えるのが確認できます。気根は地上部で発生し、空気中の酸素や水分を取り込みながら土に向かって伸びていきます。土に到達すると、土から水や栄養を吸収し、木を支える太い根になります。
ただ、前回の植え替えでは太い根を更に太らせたいとの思いで植え替えていたので、太い根の方はあまり太らず、長くなっただけの印象。これはちょっと残念な結果かも。

右がガジュマル、左が前回紹介したバオバブのアダンソニア・ディギタータ。どちらの塊根も個性的で、毎度成長を確認するのが楽しみで仕方ありません。今回はバオバブの方が成長も進んでおり、感動の面ではバオバブに軍配。

そんなわけで更にひと回り大きなスリット鉢(7号鉢)に植え替えました。枝も全部落とし丸坊主に。気根も根の状態を確認するのに邪魔だったのでバサバサ切ってしまいましたが、調べてみると気根ごと埋めれば気根も太く成長して個性が増すと知り、ちょっと後悔。
今後気根が伸びてきたら更に土をかぶせて、気根の成長も楽しみたいと思いますが、まずは丸坊主にした頭頂部からしっかりと新たな葉を伸ばし、成長を加速させてくれるかを見守りたいと思います。
TAGS: ガジュマル | 2025年4月14日
