根を太くするため地中深く埋めたガジュマルが2年間でどれだけ太く成長したかを検証します。

サボテン・植物

過去のブログを振り返ると、ガジュマルの根を大きく太らせるために地中に深く埋めて、早2年が経ちました。春が来たのでどれだけ育ったのかを確認していきます。

サボテン、ソテツ、アガベ、コーデックス、ガジュマルまで・・・、春の植え替え真っ盛り
だいぶサボっていた植物たちの植え替えも、ゴールデンウィークに重い腰を上げ、気になるモノから順にコツコツと手を付け始めています。鉢が小さくなったモノを大鉢への植え替えるのはもちろん、生育状況が気になるモノも問題特定のため、一度根の状態を確認し植え替えることにました。どちらかと言えば後者の方が重要ですね。そんなわけで、植え替え用の土も大量に準備。土は赤玉土とゴールデン培養土、そして鹿沼土を3:2:1の割合で配合しています。水捌けも良く、養分もありますので、ずっとこれ。必要に応じてマグアンプKの小粒...

こちらは2年前(2023年5月)のガジュマルの様子。まずまず成長していましたが、もっと根を太らせたいと・・・。

もうひと回り大きな根はり鉢(スリット鉢)に深めに植えたんですよね。地中に埋めると根が太く育つと聞いたので。それからしばらくほったらかしにしていたのですが、スリット鉢の底から根が次々に外に飛び出してしまいそろそろ植え替え時かと。

さて、2年でどれだけ根が成長したか。結果はこちら。

こちらが2年経過したガジュマルの様子。「気根」といって幹や太い茎から細い根が生えるのが確認できます。気根は地上部で発生し、空気中の酸素や水分を取り込みながら土に向かって伸びていきます。土に到達すると、土から水や栄養を吸収し、木を支える太い根になります。

ただ、前回の植え替えでは太い根を更に太らせたいとの思いで植え替えていたので、太い根の方はあまり太らず、長くなっただけの印象。これはちょっと残念な結果かも。

右がガジュマル、左が前回紹介したバオバブのアダンソニア・ディギタータ。どちらの塊根も個性的で、毎度成長を確認するのが楽しみで仕方ありません。今回はバオバブの方が成長も進んでおり、感動の面ではバオバブに軍配。

そんなわけで更にひと回り大きなスリット鉢(7号鉢)に植え替えました。枝も全部落とし丸坊主に。気根も根の状態を確認するのに邪魔だったのでバサバサ切ってしまいましたが、調べてみると気根ごと埋めれば気根も太く成長して個性が増すと知り、ちょっと後悔。

今後気根が伸びてきたら更に土をかぶせて、気根の成長も楽しみたいと思いますが、まずは丸坊主にした頭頂部からしっかりと新たな葉を伸ばし、成長を加速させてくれるかを見守りたいと思います。

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