【BUY】Sanders(サンダース)/Hi Top #9746SS Chukka Boot(チャッカブーツ)
愛らしさと男らしさがプレイボーイの条件
寒さが厳しくなり、もうすでに冬の様相。Mackintosh(マッキントッシュ)のWooler(ウーラー)も早速出番を向かえております。
全てを包み込む包容力、過不足のない保温性、そして美しいシルエット。オン・オフ問わずに着こなしたい、この冬のキーアイテム。
自分にはPOPEYEに掲載されたこの着こなし方がとにかく魅力的で。どこか堅い印象のトレンチコートを足元で崩す、とても感銘を受けました。それからというもの、トレンチコートを程よくドレスダウンするために相応しい靴を無意識に探していたようです。
もちろん教科書通りにNew Balance(ニューバランス)のM576を合わせてもいいのですが、自分にはちょっとレベルが高い・・・。そんな中、先日気になる靴を見つけ、これなら自分でも合わせられるだろうと、コート持参で試足に伺ったところ、その魅力にすっかり虜になってしまいました。
ということですっかり前置きが長くなりましたが、購入したのはこちらの靴。
- Sanders(サンダース)
/Hi Top #9746SS Chulla Boot(チャッカブーツ) - Size:6
- Color:Snuff Suede
- Made in England
- Shop:Union Works
先日スエード編で映ったシルエットの正体は、「マッドガード」や「プレイボーイチャッカ」の相性で広く知られるSanders(サンダース)のチャッカブーツでした。
特徴はなんといっても靴の周りをぐるっと回したラバーテープ。クレープソールと一体となって泥の侵入を防ぐよう圧着されています。これがアクセントとなり、実に愛らしい表情になっています。機能美とはこのことを言うのでしょうね。
程よくラウンドしたトゥ。オン・オフどちらにも合わせられる絶妙なバランス感。角度により少々青味がかるスナフスエードはトレンチコートのソラーロカラーと良く合います。トレンチコートにマッドガード、途端にアクティブに動き回れそうな気がします。
念願のチャッカブーツは、Alden(オールデン)でもCrockett&Jones(クロケットアンドジョーンズ)でもなく、サンダースのマッドガードになるとは自分でも思いもよらず。(紐は2アイレット用の短めの紐に交換しています。)
しかしこの靴、軽いし、サイズ感も合っていて、至極快適です。スニーカー感覚で履けますし、気取ったところが一切ないのがいい。とにかく実用性に富んでいます。見た目は愛らしくも男らしい、どこかトレンチコートに抱く印象と重なります。
今期はUnited Arrows(ユナイテッドアローズ)でも取り扱いをしておりましたので、株主優待券を利用しようと思ったのですが、最大の特徴であるソールにマイナーチェンジが施されており、悩んで旧来品を購入しました。
スーツには・・・と思いましたが、意外に相性はまずまずのようです(実際にスーツに合わせて履くかどうかは別にして)。
Fairfield(フェアフィールド)もそうですが、スエードとクレープソールの組み合わせはとても相性がいいように感じます。オールソールはできませんが、クレープソールの減りは2,100円から継ぎ足しが可能とのこと。
シティボーイ?プレイボーイ?それはともかく、トレンチコートとマッドガードで冬の街を颯爽と闊歩できれば、と。この冬、またいい相棒を手にすることができました。これからが楽しみ仕方がありません。