荒療治 ~ トリッカーズの履き心地改善① ~
依然返りの悪いTricker’sにデリケートクリームの洗礼
昨年の5月(ちょうど1年前)に購入したTricker’s(トリッカーズ)M7195 Cap Toe Country Shoes(キャップトゥカントリーシューズ)。足なじみは依然今一つでして、早くなじませようと事あるごとに履いてきましたが、年明けにこの靴を履いてヒザを壊し、それ以来ずっと疎遠になっています。
(過去の記事)
履き心地の悪さから来る足の痛みは大抵ソールの返りの悪さから来るものなので、雨の日を選んで履けば水分を吸っていずれ返りも付きやすくなるのでしょうが、さすがに悠長に待ってはいられませんので、手っ取り早くソールに柔軟性が出るよう、意を決して荒療治開始です。
(デリケートクリーム大量塗布)
早速ソールとアッパーのポールジョイント付近にデリケートクリームをたっぷりと塗布。あとはグイグイ曲げるだけ。それにしてもダブルソールの堅いこと堅いこと。
(あとは体重をかけて屈折させるだけ)
堅いダブルレザーソールに体重をかけてはデリケートクリームを塗り込んで・・・を繰り返すことしばし。デリケートクリームを浸み込ませているとはいえ「ミリミリッ・・・」て言うのを聞くと少し不安になります。
(柔軟性の出てきたソール)
こんなに厚いダブルソールですから一筋縄ではいかないことは重々承知でしたが、何度も繰り返しているうち、曲げる作業がだんだん楽になってきたので適度なところで終了。
反り返ってしまったソール、このまま戻らないかと焦りましたが、シュートゥリーを入れたらきちんと元に戻りました。
(アッパーの屈折部分のシワ)
デリケートクリームを過度に使うと柔らかくなり過ぎますし、かと言って使わないとアッパーの予期せぬシワや不要なひび割れが怖いので加減は慎重に。
まだ物足りないかと思って試しに履いてみたら想像以上に柔らかくなっていて少し焦りました。デリケートクリームの効果恐るべし。
次の過程はトップリフトの交換
デリケートクリームのお陰で歩行性はだいぶ快適に。あとは時期を見てトップリフトの交換の予定です。実はそんなに減っていないんですけどね。
(1年程度ではまだまだ貫録も出ず)
トリッカーズのヒールは面積が広いので安定感は抜群なのですが、何しろ歩き難い。デフォルトのアローヘッドからトップリフトを交換する際、何の迷いもなく「長持ちするから」と堅いダヴテールを選んだものだから、歩くたびにトップリフトがバタンバタン倒れる感じで、歩行がガクガクします。
(過去の記事)
歩く時にこの振動はヒザにきついので、ちょっともったいないですが柔軟性のあるラバー製トップリフトに交換したいと思います。現時点ではリッジウェイをと考えています。
これ以上使用頻度が落ちぬよう、手をかけ障壁を取り除きつつ親和性を高めていければと。2年目を迎えて思う次第です。