僕のブーツ、「アガリ」の4足

2018年、いざブーツの履き始め

フライング気味に履いてしまうとかなり浮いてしまい、履き始めのタイミングに迷うブーツ。たぶん無くても過ごせるけれど、季節を楽しむには欠かせないアイテムがブーツで、寒さが苦手な自分にとっては気分を揚げるためにも必要な気がします。

さすがに「もうそろそろ頃合いかしら?」と思いながら、いまだにタイミングを伺ったまま踏み切るには至らず。実際問題、履ける期間が限定的なブーツですから、本当なら1日も早く、1日でも長く履きたいのが心境ではありますが。

本格的な冬が来る前に、先日靴をまとめてリペアに出したので、頭数が不足するのを理由に来週から今シーズンのブーツ履き始める予定です。

(鉄板のブーツ4足)

ガシガシ履いて経年変化を楽しみたいブーツと、ドレス寄りのブーツが2足ずつ。この4足はここ数年ずっと変動はなく、また毎年顔ぶれを眺めては満たされてしまうので、今後も変わらずあり続けるでしょう。

 

John Lobb(ジョンロブ)のJODHPUR(ジョドファー)は、2度目のハワイ旅行で1ドル80円台という円高を追い風に、Leather Soul(レザーソール)で2足オーダーしたうちの1足。当時は自分でも暴挙だと思ったけど、今となれば大英断でした。

ニュートラルクリーム(無色)一択からの転換先日、修理を済ませたJohn Lobb(ジョンロブ)のJODHPUR(ジョドファー)も、最後にしっかり手入れをしていよいよ長い休暇に入ります。 (磨く前、白く粉が吹いたような印象)選んだ革はミスティカーフですので、ほのかに感じる色ムラを楽しむため、これまでずっとニュートラル(無色)クリームで磨いてきましたが、通勤中に電車内で蹴られるなどしてヒールを中心に擦れ跡が目立ってきており、今回は有色クリームでケアします。触ると油分をしっかり含んでいるのがわかるのですが、全...

ジョドファーのオーダーのおかげもあって、ハワイでエントリーしたJTBのキャンペーンに見事当選し、帰国後に届いた商品券を握りしめてトゥモローランドで購入したのがAlden(オールデン)のタンカーブーツ。まさに靴から靴へと繋いだ縁。

・・・えっと、まずはなんて言い訳をしましょう。先日、散々候補を挙げておきながら、身も蓋もない結末にしまったことについて。いや、それは自分にとって大変喜ばしいことではあるのだけれど。 ずっと憧れで「自分もいつかは・・・」とひそかに思う反面、「自分にはまだ早い」と心の奥の方にしまっておいた靴が1足。その後、しばらくその存在自体を忘れてしまっておりましたが(・・・おい)、先日、実物に触れた瞬間に、探しモノを発見したような、高揚感と喜び・・・。「これがあったじゃないか!」と。 アメトラの純血...

J.M.Weston(ジェイエムウエストン)の705(チェルシーブーツ)は、凍えるように寒い冬、朝の通勤電車に外国人がグレーチェックのスーツに黒のチェルシーブーツでさっそうと乗り込んできた姿がとにかくカッコ良くて、ずっと脳裏に焼き付いて離れなかったことがきっかけ。

愛着が増すほどに募るもどかしさこの冬は頻繁に履いたJ.M.Weston(ジェイエムウエストン)#705(チェルシーブーツ)。今季は雨でも雪でも気にせず履いていたのですが、結果としてチェルシーブーツの良さを再認識することになりました。(過去の記事)スーツの復権、ブーツの帰還(2014年9月23日)(雪も弾く革の良さ)雪の日もこの通り、アッパーが水を弾き、油分をしっかり含んだ極上の革だということを改めて実感しました。またケアについても、軽くブラッシングをするだけでしっかり光ってくれるので、磨く人を喜ばせてくれます。...

Wolvarine(ウルヴァリン)の1000マイルブーツは、革靴にのめり込み始めた頃、当時仲通りにあったストラスブルゴで一目惚れし、その数年後に御殿場プレミアムアウトレットのストラスブルゴで再開。どちらも今は無き店舗で感慨深いものがあります。

愛でるあまりのいじめたい欲求先日の箱根旅行にも履いて出掛けたWOLVERINE(ウルヴァリン)の1000 Mile Boots(W05848)。正直、芦ノ湖周辺の石畳にはシングルソールの1000マイルブーツではなく、ダブルソールでダイナイトソールをマウントしたTricker's(トリッカーズ)カントリーブーツの方が、足裏も痛くないし、より安定感があるのはわかっていたのですが・・・。1000マイルブーツは他のブーツと比べても特別贔屓にしており、特に冬に入ってからは俄然1000マイルブーツを履き育てたい欲求が強くなっています。(過去の記事)【BU...

これらと同じか、それ以上に欲しいと思えるブーツが今後出てくるかはわかりませんが、個人的にはもはや「アガリ」のブーツ4足と言っても過言ではありません。

産地も素材もデザインも皆バラバラですが、いずれもいつかは自分のモノへと昇華できればいいな、と思いながら毎シーズン足を通しています。

昨年は慌ただしく、靴に気を使う余裕もなくて、あっという間に過ぎ去ってしまった感があり、今年は昨年以上に忙しいのが実情ですが、季節の変化に合わせて装いを楽しむ程度には心の余裕を持って過ごしたいものです。

つい忘れがちな「今」を楽しむために、ブーツたちがきっと一役買ってくれるはず、と期待しながら。

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