僕のブーツ、「アガリ」の4足
2018年、いざブーツの履き始め
フライング気味に履いてしまうとかなり浮いてしまい、履き始めのタイミングに迷うブーツ。たぶん無くても過ごせるけれど、季節を楽しむには欠かせないアイテムがブーツで、寒さが苦手な自分にとっては気分を揚げるためにも必要な気がします。
さすがに「もうそろそろ頃合いかしら?」と思いながら、いまだにタイミングを伺ったまま踏み切るには至らず。実際問題、履ける期間が限定的なブーツですから、本当なら1日も早く、1日でも長く履きたいのが心境ではありますが。
本格的な冬が来る前に、先日靴をまとめてリペアに出したので、頭数が不足するのを理由に来週から今シーズンのブーツ履き始める予定です。
リュックに靴を詰め込んでリペアにやってきた。丸洗い1、トゥ3、ヒール1、ハーフソール1。素材の選択肢は少ないけどこれで9,000円しないんだから大満足。がらんとなったシューズラックもいっそ掃除しよ。
— gohkiti@いぶし銀杏な生活 (@ibushiginnan) 2018年11月22日
(鉄板のブーツ4足)
ガシガシ履いて経年変化を楽しみたいブーツと、ドレス寄りのブーツが2足ずつ。この4足はここ数年ずっと変動はなく、また毎年顔ぶれを眺めては満たされてしまうので、今後も変わらずあり続けるでしょう。
John Lobb(ジョンロブ)のJODHPUR(ジョドファー)は、2度目のハワイ旅行で1ドル80円台という円高を追い風に、Leather Soul(レザーソール)で2足オーダーしたうちの1足。当時は自分でも暴挙だと思ったけど、今となれば大英断でした。
ジョドファーのオーダーのおかげもあって、ハワイでエントリーしたJTBのキャンペーンに見事当選し、帰国後に届いた商品券を握りしめてトゥモローランドで購入したのがAlden(オールデン)のタンカーブーツ。まさに靴から靴へと繋いだ縁。
J.M.Weston(ジェイエムウエストン)の705(チェルシーブーツ)は、凍えるように寒い冬、朝の通勤電車に外国人がグレーチェックのスーツに黒のチェルシーブーツでさっそうと乗り込んできた姿がとにかくカッコ良くて、ずっと脳裏に焼き付いて離れなかったことがきっかけ。
Wolvarine(ウルヴァリン)の1000マイルブーツは、革靴にのめり込み始めた頃、当時仲通りにあったストラスブルゴで一目惚れし、その数年後に御殿場プレミアムアウトレットのストラスブルゴで再開。どちらも今は無き店舗で感慨深いものがあります。
これらと同じか、それ以上に欲しいと思えるブーツが今後出てくるかはわかりませんが、個人的にはもはや「アガリ」のブーツ4足と言っても過言ではありません。
産地も素材もデザインも皆バラバラですが、いずれもいつかは自分のモノへと昇華できればいいな、と思いながら毎シーズン足を通しています。
昨年は慌ただしく、靴に気を使う余裕もなくて、あっという間に過ぎ去ってしまった感があり、今年は昨年以上に忙しいのが実情ですが、季節の変化に合わせて装いを楽しむ程度には心の余裕を持って過ごしたいものです。
つい忘れがちな「今」を楽しむために、ブーツたちがきっと一役買ってくれるはず、と期待しながら。
TAGS: Boots | 2018年11月24日