【投資】2021年4月の資産運用の状況(前月比+1.53%・最高値更新)
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ふらふらと方向感に欠けた3月の株式相場ですが、決算発表が本格化するに従い、GAFAMなどの大型テック株の強さが鮮明になった感じがします。良い決算が発表されても売られるケースも多く、昨年とは大きく異なり、かなり銘柄を選別してお金を置きに行っている印象を受けます。
さて自分は、と言えば最近リスクへの意識が強く敏感になっており、逃げ足もだいぶ速くなったようです。握力が弱いと言われそうですが、リスクを感じたらその場で考えてすぐに答えを出すようにしている結果であり、無策で静観(問題先送り)をしなくなっただけ成長したかな、と感じます。
断捨離がだいぶ進んで、個別銘柄の投資判断もずいぶんしやすくなり、それが最近のパフォーマンスにもイイ影響を与えているようで、今月も過去最高値を更新しました。また、コア銘柄10種もいよいよ完成形に近づきつつあり、かなり順調に資産形成が進んでいることを実感します。
そんなわけで、4月の運用状況をご報告します。
4月の取引の状況
4月は以下の銘柄を売買しました。
4月は、縮減方針の日本株をまた1銘柄売却しました。売却したのは良品計画(7453)。まずまずの含み益が乗っていましたが、地政学的リスクを回避するため一旦売却し利確。結果的にはその後株価は右肩下がりとなったため、イイ投資判断となりました。
一方新規購入したのは、ワクチン開発のモデルナ(MRNA)と半導体設計のエヌビディア(NVDA)。コロナショック前の自分だったらきっと手を出さなかった銘柄ですが、自分なりに良く調べて投資を決めました。
コア銘柄10種についてでも買い増しを進めて、2020年の基準価格には10銘柄全てが到達。2021年の目標に対しても既に6銘柄が到達をしており、かなり順調。上半期(6月末)までにはクリアできるのではないかと考えています。
コア10が目標値に全て到達すれば、ポートフォリオの根幹が出来上がったと判断し、サテライト投資を更に増やしていく予定です。
4月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況についてご報告します。
日本株は1銘柄売却により、ポートフォリオに占める日本株の割合は今年に入ってから10.3%→6.5%→5.2%→3.3%と順調に減少しています。最終的にはゼロにする計画ですが、売却は急がず、目標株価にタッチするのを待ちたいと思います。
現金は今年に入り7.1%→10.7%→10.0%→9.3%と、一旦比率を高めた後横ばいをキープしていますが、現金がダブついてくると今度はポジポジ病を発症するので、過度に現金は持ち過ぎず、場合によっては保守的な銘柄やインデックスファンドへの投資を検討します。
4月の配当金の状況
配当金の内容は以下の通りとなっています。
前年同月比で83%と、前年同月を下回りました。Jリートでは唯一残っているアドバンス・レジデンス投資法人(3269)が配当流入を支えてくれています。Jリートもほとんど処分しましたが、アドバンス・レジデンス投資法人だけはどうしても手放すことができません。
年間受取配当金の見込み額は、今年に入り前年比90%→82%→79%→79%となり、先月からは変わらず。このまま下げ止まってプラスに反転できれば、と思っています。安易に高配当株に飛びつくのではなく、引き続きコア10を買い増しして配当金のパイプを太くしていく計画です。
保有銘柄と資産の推移
最後に、資産の推移は以下の通りです。
総資産額は3月の過去最高額を更新し、+1.52%と続伸しました。2020年11月から6カ月連続の上昇となっています。
繁忙期でなかなか他の趣味には手が回らない中、堅調な株価を眺めるのはいい気休めになります。先月も書きましたが、買いっぱなしでその後のフォローをおざなりにしないこと、銘柄に対し盲目的にならないこと、そのためにもホームワークを怠らないように気を付けています。
自分で下した判断なら実損を出しても機会損失をしても、そこから学びがあり後悔はしませんが、リスクを感じながら問題を先送りにした結果招いた損失は自己嫌悪の極み。そのことはコロナショックで嫌というほど味わったので、二度と同じ過ちを犯さぬよう、これからも常に問題意識を持ってポートフォリオを管理していきます。
TAGS: 運用報告 | 2021年5月1日