バオバブのある生活に憧れて#5~アダンソニア・ディギタータ、3年目の植え替え

サボテン・植物

2月に引越しをして半年が経ちました。旧宅では南向きのベランダでしたが、新宅では東西にベランダが分断。しかし、引っ越し後の植物たちの発育は意外にも順調そのもの。南半球の植物が多く、日差しは多ければ多い方が良いと思っていましたが、植物たちにはいささかキツかったようです。

サボテンハウスは、家の中では最も日照条件のイイ東側のベランダに配置。午前中の日光浴が中心なので、寒冷紗による遮光は外してあります。今まで成長が止まっていたいくつかの個体がずんぐりと一回り大きくなり、サボテンたちには少なからず環境が改善されたことを実感しています。

西側のベランダには手のかかるサボテンや多肉植物の小型株を中心に、アガベや塊根植物(コーデックス)などを置いています。屋内に置いていた飾り棚やスチールラックを、引越しを機にベランダの植物用に転用したりして少しずつ箱庭を形成中です。

さて、本日の本題はバオバブ。アダンソニア・ディギタータは今年で3年目。種から発芽させて今に至りますが、厳しい西日もなんのその、元気いっぱいに葉を茂らせています。(過去の記事はこちら。#2.播種、#3.発芽、#4.本葉

前回蒔いたバオバブ(アダンソニア・ディギタータ)の種ですが、結局5粒撒いて、発芽したのはたった1つのみでした。しかも発芽した1つも殻を破り切れず力尽き、結局全滅という残念な結果に。播種の時期が早かったとはいえ、ここまで発芽率が悪いとは・・・。多少適当でも発芽してくれるだろうと高を括っていましたが、このような結果に播種の時期や下処理がいい加減だったと反省しています。(ヤスリが無くておろし金で殻を削っているのだからいい加減にも程がある・・・。)ようやく梅雨も明け、バオバブの播種には最適な時期が到来。改...

しかし、最近どの子も鉢の座りが悪くなってきて、おかしいなと思って底を覗いてみると、なんと太い根が鉢底から飛び出し、鉢を押し上げていました。(何だかいぼ痔みたい。。。)

「そろそろ植え替えないと」と思ってはいましたが、慌てて大きな鉢に植え替えることに。いぼ痔・・・、もとい太い根は鉢の外に出た後でまた大きくなっており、もはや引き抜くのは不可能と判断。根を傷つけないようハンマーで鉢をカチ割りることにしました。

鉢を割ると立派な根の塊が・・・。「そういやバオバブも塊根植物だったっけ?」と思いながら想定外の展開にワクワクしてきました。完全に鉢から取り出すと・・・。

太い根が行き場を求めてとぐろを巻いていました。バオバブってこんなに根が育つんですね。いやぁ、だいぶ窮屈な思いをさせてしまいました。もっと早く植え替えてあげていれば、と反省しきりです。

で、早速用意していた鉢に植え替えました。

100円ショップで購入したプラ鉢ですが、深さのある鉢を手配していたのはファインプレーでした。これなら思う存分根を伸ばすことができるはず。

土は赤玉土ですが、鉢底近くにマグアンプKを混ぜ込みました。丈夫な根を育てるマグアンプK、こんなに太い根を持つバオバブですから、きっと今後の成長に貢献してくれるはず。ちなみに腐葉土は水はけが気になるので今回も入れていません。

10粒の種から発芽した4つの苗は、発芽の段階から成長度合いもバラバラですが、今のところ脱落することなく成長してくれています。

嬉しいのは幹の根元部分がふっくらと太くなってきていること。アデニウムが「小さなバオバブのミニチュアのようだ」と人気ですが、葉っぱばかりで頼りなかったバオバブが、少しずつきれいな肌の太い幹に成長しており、すごく興奮します。

もはや秋、年内の成長できる時期は限られていますが、落葉する冬が到来するまでにできる限り大きく成長してくれることを願っています。

さて、余談ですが、最後に同じ西側のベランダの住人について。もちらは問題のユーカリたち。これまで何度も枯らしてきたユーカリは、過去の反省によりもうさすがに枯らすことはなくなりましたが・・・、伸び放題で不格好な苗ばかり。収拾がつかない状態でどうしようか思案中です。

冬は室内に移動させることも考えると、そろそろ剪定してコンパクトにしないとな、と思っているのですが、さてどうしたものか。

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