カミーユ・フォルネのDバックルを装着!

オリジナルベルトを長持ちさせるために
前回、Portofino Hand-Wound Eight days(ポートフィノ)にカーフの型押しベルトを着けて失敗したのですが、それならばオリジナルの革ベルトをなるべく長持ちさせたいと、今度はシロさんにもオススメいただいたCamille Fournet(カミーユフォルネ)のDバックルを購入し取り付けることにしました。
(過去の記事)
(カミーユ・フォルネのDバックル)
DバックルはOmega(オメガ)の片開きのプッシュ式しか使ったことがないので、両開き式は今回が初めて。
この金具だけで8,000円近くします。コストパフォーマンスのほどは正直疑問ですが、メーカー純正品よりは安いですから、あとは自己満足の問題かと。私の場合、ケチるとベルトとミスマッチを起こしそうなので、ちょっと高価でもカミーユフォルネにしましたが、作りはしっかりしていて、ジョイント部分の甘さなどから来るジャラジャラとした不安性さはありません。
(尾錠を外したところ)
早速尾錠の取り外し。バネ棒の外し方は前回苦戦した分だいぶコツをつかんできましたので、今回はスムースに外れました。ロゴの入る純正尾錠とはしばしのお別れ。紛失しないようきちんと保管しておかねば・・・。
(幅18mmのベルトとDバックル)
そして早速ドッキング。結構簡単につけられるじゃん!なんて思っていたら、その後見事に表裏逆に取り付けたことに気付き、やり直し・・・。
間違えて付けたDバックル、さっきは簡単に外れたバネ棒ですが、こちらは全く勝手が違って大苦戦。ベルトとバネ棒の間に工具を差し込んでバネ棒を外そうとしても全然外れてくれず、変な汗をダラダラかくわ、イライラするわで、もう大弱りでした。
(無事(?)に装着したDバックル)
結局は外し方が間違っていて、ベルトとバネ棒の際(きわ)に工具を突っ込んで押し下げるのではなく、外側から工具で突くだけの簡単設計だと分かりホッと一安心。ベルトを守るはずのDバックル装着で逆にベルトを傷めてしまっていないかと冷や汗をかきました。
なんとか装着でき、ピッタリはまってくれたので最終的には良かったのですが、付けたり外したりするたびにベルトに負担が掛かるので、今後はあまりバネ棒には触れたくないですね。
(装着後背面からの様子)
取り付けたDバックルはこんな感じになりました。印象を損なわず、時計ともベルトともマッチしてなかなかいい感じです。これなら腕から外しても絵になります。
(レプタンクリームを塗ったところ)
Dバックス装着ついでにベルトのケアも。Saphir(サフィール)Reptanを指で塗り込み、のち布でそっと乾拭き。レプタイルのケアもだんだん慣れてきました(嗚呼、レプタイルの靴が欲しい)。
(過去の記事)
(スッキリ収まるDバックル)
スマートなデザインのカミーユフォルネのDバックル。華美でもなく、それでいて上品でポートフィノにも自然と馴染み、相性は良いように思います。
(尾錠よりも若干大きめのサイズ感)
尾錠だと一番キツめ穴でピッタリだったのですが、Dバックル装着だと同じ穴でも若干緩くなりました。写真ではかなり隙間があるように見えますが、緩さはそこまで感じませんので、追加穴は開けずに済みそうです。
(なかなかいいぞ、この装着感!)
Dバックルを取り付けるのは苦労しましたが、こうして終えてみると自分で付けた分、愛着も増しました。Dバックルのおかげでベルトの負担も軽減され、手を伸ばしやすくなり、使用頻度も向上すれば、と。道具は使わなければ意味がありませんので、これを機会に夏も出番を増やしていければと思っています。
TAGS: CamilleFournet・IWC | 2014年4月4日