【BUY】HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)/RINCON(リンコン)
このところ毎日のようにランニングに出ています。ハルの自転車と並走して走っていますので、1kmを5分ペースですから、もはやランニングというよりジョギングみたいなものですが。
ランニングシューズは何足かローテーションで履き回していますが、その中で、軽さ、クッション性、スピードと一番足に合うのがNIKE(ナイキ)の初代Epic React Flyknit(エピックリアクトフライニット)です。
このエピックですが、アウトソールはリアクトソールがむき出しでラバー補強がされておりませんので、減りが早いのが難点でして、同じリアクトソールのRise React Flykint(ライズリアクトフライニット)も同様にだいぶ削れてしまっています。
そんなわけで少し早めに後継を準備することに。これまではほぼ一貫してナイキのシューズを履き続けてきましたが、今回は少し浮気をしてHOKA ONE ONE(ホカオネオネ)のRINCON(リンコン)を購入しました。
最近注目されているカーボンファイバー製プレート入りのシューズによる跳ねるような走り方は、どちらかと言えばストライド走法向き。先日購入したZOOM FLY3(ズームフライ3)はまさにそんな走り方が向いているのでしょう。
ただ、屈曲性と反発力を生かして走るには足の鍛え方が足りない自分にとって、スピードと引き換えに受ける身体への負荷は大きく、靴の重さも感じるため、まだまだレースで履くにはハードルが高い状況。
(本来はソールの薄い靴でも練習し、日頃から負荷をかけて足を鍛えないといけないのでしょうが、怪我が怖くてなかなかできていません。)
サブ4.5前後で、いまだ初級者の域を出ない自分には、靴の軽さを利用し、テンポ良く足の回転数を上げながら、靴の持つクッション性の恩恵を受けて足の消耗をできる限り押さえ、後半に備えて温存して走る省エネ走法が合っているのでしょう。
そんな自己分析を踏まえて探したランニングシューズの中で、リンコンは厚底による高いクッション性と、その見た目に反し超軽量を同時に実現しており、まさに自分にはうってつけのシューズに感じました。
ご覧の通り、この厚底ソールにも関わらずとにかく軽い。25.5cmで199gしかありません。ちなみに初代エピックも199g、一方ズームフライ3は235gでした。
余談ですが、今回ナイキのインフィニティーランやペガサス37も候補に挙がりましたが、保有するズームフライ3より更に重いので購入を見送っています。
ホカオネオネのシューズは厚底ばかり注目されがちですが、リンコンは高いクッション性をキープしつつ、本来トレードオフの関係にある推進力も生むためのソール設計や軽量化を追求しており、厚底ながらスピーディーなレースにも対応できるシューズになっています。
実際に履いてみると、履き心地は違うけれど初代エピックにとても近いです。比較すると反発による推進力は、リアクトソールの初代エピックの方が若干高いかな。リアクトソールより、どちらかというと軽さが増したルナロンソールに近いかもしれません。
とにかくシューズ自体が大変軽いので、スピードを出そうと思えば3分/kmくらいまではすぐに出ます。軽さの1つの要因にもなっているアッパーのメッシュは良く風を通し、走りながら足元が涼しく至極爽快、大変心地良いです。
今回、ナイキからホカオネオネに替えた理由の1つにつま先の形状があります。ここ最近、ナイキのシューズのつま先の形状は更に細くなっているように感じます。
恐らくフィッティングの向上を追求する故の仕様変更かと思いますが、試足するとつま先が靴に触れることがたびたびあって、長時間走り続けるにはちょっと不安があり、結局今回はロングを履くのに納得できるシューズが見つからなかったんですよね。
リンコンのこのラウンドトゥは足の指に十分なゆとりがありながら、薄いシュータンやシューレースが足をしっかりホールドし、一切ストレスを感じさせないので、大変良くできているなぁと感心しました。
本来はフルマラソンなどでこそ、その真価を発揮するのでしょうが、当面は子どもと近所を走ることがメインになりそう。しかし、デザインもカッコイイですし、テックウェア以外で合わせても全然アリですから、ランニング以外でも色々楽しめそうです。
その高いクッション性は長距離を走る上で足の消耗軽減と後半戦への温存に寄与しますが、短距離ながら毎日休みなく走っている今の状況でも(回復までの十分な休息が取れない分)、なるべく足に負担を掛けずに走ることは、やはり効果的であるに違いありません。
ズームフライ3とリンコン、一見対照的ながら大変気に入っているこの2足を上手に使い分けながら、これからもしっかり走り込んでいきたいと思います。
TAGS: hokaoneone | 2020年5月9日