スピードマスター、コンプリートメンテナンスからの帰還
【スピードマスターのオーバーホール終了】
OMEGA(オメガ)のSpeedMaster(スピードマスター)がオーバーホールから戻ってきました。
期間にして約7週間、長かったですが、その間時計について色々と考えるきっかけになりました。Portofino Hand-Wound Eight days(ポートフィノ)の活用について考えたり、革ベルトの手入れをしたり、新たな時計熱が湧いたり、収まったり・・・。
(過去の記事)
中でもポートフィノとの親和度が高まったことは大きな収穫だったと思っています。
(引き取り時に入れてくれたケース)
さて、待望の受け取り。引き渡しはあっという間で拍子抜けしましたが、こんなケースに入れてくれました。携帯する時などあると何かと便利そうです。
ちなみに今回のコンプリートメンテナンスは合計で63,000円。特に追加料金はありませんでした。
(7週間ぶりのスピードマスター)
ようやく戻ってきたスピードマスター。カレンダー表示の不具合や進みの早さも解消。ケースやブレスもしっかりポリッシュしてもらい、見違えて・・・まではいきませんがきれいになって戻ってきました。
(ポリッシュ後でも傷は残る)
コンプリートメンテナンスのサービスに含まれているポリッシュ。ケースは細かい傷がなお残っていますが、元々の扱いが褒められたものではありませんでしたのでこれ以上は望みません。
ブレスは細かい部分に黒ずみなどが発生したのですが、今回きれいに除去してくれました。同時に幾分軽くなった気がしましたけど。
(この角度から見るのが一番好き)
20代、初めての機械式時計を購入した時の興奮がフラッシュバックしました。手巻き時計もいいですが、身に着けながら独りでにゼンマイを巻く機械式時計の感覚は、大いに所有欲を満足させてくれます。針を止めたくないので、ついつい手が伸びてしまいがち。
(1本用のワインディングマシーン)
さて、今回はオーバーホールの仕上がりに合わせてワインディングマシーンも購入していました。
止まってしまった機械式時計のゼンマイを手で回すとあまり時計には良くないのかなぁと思ったことと、今回親和度が上がったポートフィノの出番も増えてくるだろうと考え、自然にゼンマイを巻き上げてくれるワインディングマシーンがあった方が便利だと思いまして。
立派なワインディングマシーンはたくさんありますが、当分の間、機械式時計はすぐに増えることがなさそうなので、モノは試しに1本用の簡素で場所を取らないモノを購入。一応マブチモーター式。
さて、次は2年経過したポートフィノの定期点検でしょうか。このままではメンテナンス貧乏になりそうですが、長く使い続けるにはそれなりの時間も費用も掛かるということを身をもって知るいいきっかけになりました。
さ、戻ってきたスピマスにはまたこれからガンガン働いてもらおうと思います。兎にも角にもスピマス、まずはお帰りなさい!
TAGS: Care・Omega・オーバーホール・ワインディングマシーン | 2014年3月29日