gohkiti AWARD 2013
今年一年ありがとうございました!
もはや年の瀬、いよいよ今年も残り2日となりました。年内最後のエントリは今年1年の反省と総括を兼ねて「gohkiti AWARD 2013」をお送りします。毎年、自らの生活やマインドに大きな影響を与えてくれたアイテムたち。そんなアイテムを自分に対する貢献度を元に自由気ままにランキング付けするこの企画(ちなみに過去の状況はこちら⇒2012年・2011年)。
それでは栄えあるトップ5のご紹介です。
第5位「Tricker’s/M7195 Cap Toe Country Shores」
ポッテリとした短靴に関心を示すようになったのは今年に入ってからですが、カントリーライクなフルブローグではなく、キャップトゥというシンプルなデザインと、マロンカラーに惹かれて購入したのがこちらのトリッカーズ、カントリーキャップトゥシューズ。このボリューミーな靴には細身のパンツとの相性が良く、この靴を活かすべくジーンズ以外のパンツも増えたように感じます。今や足元のバランスを取るために欠かせない一足。
第4位「Tomorrowland/ポリエステルナイロン M65ショートジャケット」
トゥモローランドオリジナルのM65は、春らしいライトグリーンの生地にゴールドのパーツの組み合わせがセンスを感じさせるデザインで、着回しやすさとしっとりとした質感から、春はこればかり着ていました。元々化繊を毛嫌いしていた感のある我がアウター選びですが、ポリエステルナイロン生地の張りや軽さ、発色やその肌触りといった数々の利点が、アウターの選択肢として大いに「有り」だと思い直すきっかけになった一着。
第3位「Sanders/Chukka Boot」
サンダースのスエードチャッカブーツ(通称マッドガード)の、コバにあたる部分をラバーテープでグルッとめぐらした造形の愛らしさと、どんな装いにも合う履き回しやすさにたちまち虜になりました。自然なトゥのラウンド感、程よいボリューム感は足元のバランスが取りやすく、9分丈に直したパンツにマッドガードという組み合わせがいたく気に入っています。すでに年末の騒動で幾多の災難に見舞われていますが、期待以上に応えてくれる頼もしい存在。
第2位「Mackintosh/Wooler」
トレンチコートですがフロントボタンはシングルで重厚過ぎない印象のマッキントッシュ、ウーラー。大人びているようであどけなさも残る、そんなイメージを理想としている自分にとっては相応しいコートでしょう。ソラーロというカラーや、立ち襟の雰囲気がとても大人びて映り、腰ポケットに手を突っ込んで通勤から散歩まで、どこへでもこれを羽織って出掛けます。ハーフコートの魅力を再認識するきっかけにもなった一着。
第1位「Berluti/E Mio」
3年間切望した末にようやく手にしたベルルッティのエ・ミーオ。まだ手元に届いて1ヶ月しか経っておりませんが、マインドに対する貢献度はナンバー1です。振り返ってみれば、サンダースのマッドガードも、マッキントッシュのトレンチコートも、このエ・ミーオを念頭に揃えたアイテムであることに気付きます。無駄がなく、シンプルなれど優雅な佇まい、華美ではないがうちに秘めた雰囲気を持つこのバッグを自分の理想と重ねています。この1年、そしてこれからしばらく、モノ選びはエ・ミーオを中心に回っていくことでしょう。
2013年は過去2~3年であらゆる面が補完された状態でスタートした1年でした。今年はその広げてきた範囲を一度見直し、自分らしさを求め、傾注したように感じます。この1年、ブランド背景やスペック、全体のバランスなどよりも、心の琴線に触れるモノ選びを優先してきました。それは悪く言えば頭の悪いモノの選び方に逆戻りした感もありますが、今ならそれでもいいのだと感じています。これだけ身の回りのモノが揃い、不自由の無い中で、これから残っていくモノは思い入れや愛着に他ならないのですから。
そんなこんなで、今年はブログを引っ越して心機一転、試行錯誤しながら綴ってまいりましたが、おかげさまで私にとって収穫の多い1年となりました。これもすべてこのブログをご覧いただいている皆様のおかげと感謝しております。
今年1年間、相変わらずの拙いブログにお付き合いをいただき、本当にありがとうございました。どうか皆様、良い年をお迎えください。皆様にとって今年以上に来年が素晴らしい年になりますように願っております。
それでは、また来年!
2013年12月30日