Bolero

Bolero(ボレロ)で靴をつくる(1)序章

オボイストさんに、「関東にもたくさんの職人さんがいるのに、なぜ名古屋で、ボレロで靴を作るのか」と聞かれ、その時は上手く答えられなかったのですが、今こうして思い返してみれば、「『ビスポークしたい』という衝動のきっかけがボレロだったから」というのが答えなのかもしれません。

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Bolero(ボレロ)で靴をつくる(2)採寸編

名古屋出張にかこつけて、Borelo(ボレロ)の渡邊さんの工房をお邪魔し、初めてビスポーク靴をオーダーすることに。オボイストさんに案内されて工房にお邪魔をすると、渡邊さんが出迎えてくださり、目の前にはホームページやブログで拝見していた美しいサンプルシューズがズラリ。実物を目の当たりにし、静かな興奮を覚えました。

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Bolero(ボレロ)で靴をつくる(3)仮縫い編

Bolero(ボレロ)の渡邊さんから「仮縫いの準備ができました」との連絡いただき、3月以来8ヶ月ぶりに工房にお邪魔してきました。「うちの仮縫いは粗いので、詳細に撮られると恥ずかしい」とおっしゃっていましたが、僕にとってはビスポーク初体験で初めてとなる記念すべき仮縫いの靴。自分だけの靴と思うと、なお一層のこと嬉しいなぁ。

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Bolero(ボレロ)で靴をつくる(4)再仮縫い編

現在オーダー中のBolero(ボレロ)のビスポークシューズ。8カ月ぶりにアトリエにお邪魔をして、2度目の仮縫いに臨みました。前回とどれほど変わっているだろうか、と期待と不安の中靴に足を入れると、モノが本来あるべきところに正しく収まるように、 靴が足をぴったりと包み込み、得も言われぬ高揚感が込み上げ、感動を覚えました。

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Bolero(ボレロ)で靴をつくる(5)完成編【完結】

2018年2月28日、初めてBolero(ボレロ)のアトリエにお邪魔をしてから2度目の冬を迎えた12月某日。全てのきっかけをくれたオボイストさんの手によって完成した靴がとうとう私の手元に届けられました。端正で美しい靴がそこにはありました。自分の想像の遥か上を行く美しさ。感動で身震いがしました。

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Bolero(ボレロ)ビスポークシューズのプレメンテと履き下ろし

メンテナンス・ツール

初めてビスポークしたボレロのオックスフォードシューズ。新品の状態の写真に収めたし、あとは履き下ろすタイミングだけ・・・、と思っていましたが、その前にプレメンテをしなければ、とはたと気づき、週末にクリームを入れました。コロニルのディアマントとJ.M.Westonの有色クリームを重ね塗り。普段と変わらぬメンテナンスです。

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革靴をめぐる冒険【第2話】Bolero Bespoke Shoe & Bootmaker編

Sewnを後にし、次に向かったのはBolero(ボレロ)渡邊さんのアトリエ。昨年完成したビスポークシューズの里帰りが1つ目の目的、もう1つの目的は次の靴の相談です。次男が産まれたことを契機に2足目を作ることに。いよいよ自分の趣味にお金をかけることはできなくなりますので、これが「最後のビスポーク」くらいの気持ちで。

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革靴をめぐる冒険【最終話】Bolero & SusieSvelt 編(完成)

小物・アイテム

次男も生まれ、今後はますます自分のことにお金が使えなくなるから、靴もこれで買い納め。だったら最後は既存のモデルを参考にするのではなく、自分の欲望を詰め込んだモノにしたいと、渡邊さんにやりたいことをぶつけました。心残りがないよう自問自答して描いたイメージは、グレインレザーのスキンステッチUチップ。

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ビスポークしたボレロの2足の靴たち。オンとオフ、自分が理想とする姿を重ね合わせて

Bolero(ボレロ)でビスポークした2足の靴。ストイックなプレーントゥと、理想を全部詰め込んだ3アイレットUチップ。全くと言って良いほど対照的な2足ですが、どちらも自分らしさが色濃く反映した靴で、抱いて寝たいくらい大好きな靴。この2足を履くたびに、靴好きで良かったな、と思います。

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人生の節目には必ずそばで僕を支えて欲しい

ボレロの靴の革は格別。ワインハイマー社製ボックスカーフは本当にきめが細かくて、毎回誤って滑り落としそうになることを除けば、こんなに素晴らしい革はないなぁと磨くたびに思うのですが、今回ステインリムーバーで初期のワックスを落としたこともあって尚更実感しました。これからの人生において、その節目節目には必ず履きたい靴。

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gohkiti AWARD 2021

ファッション

2021年はまさに忙殺された一年となりました。ブログの更新もままならない状況は今も続いていますが、いよいよ年末にあたりベストバイのシーズン到来。今年も何とか5品ひねり出すことができ、辛うじてモノブログとしての存在意義をキープ。無事「gohkiti AWARD 2021」を開催する運びとなりました。

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