【CD】FINK/Resurgam
ダブを根底に宿しながら、こんなにも多彩な音楽へと広げることができるのかと毎回驚かされる。FINKの話だ。オーケストラをはじめ、様々な音楽との融合し、前作ではブルースへと昇華させ、そして今作では全く違う表情を覗かせる。ラテン語で「再起」を意味する「Resurgam」と冠したこのアルバムは、聴く人の内側へ語り掛ける音楽だ。
2017年10月15日
音楽・カルチャー
ダブを根底に宿しながら、こんなにも多彩な音楽へと広げることができるのかと毎回驚かされる。FINKの話だ。オーケストラをはじめ、様々な音楽との融合し、前作ではブルースへと昇華させ、そして今作では全く違う表情を覗かせる。ラテン語で「再起」を意味する「Resurgam」と冠したこのアルバムは、聴く人の内側へ語り掛ける音楽だ。
2017年10月15日
レトロな雰囲気のジャケットそのままに、楽曲も懐かしさと清々しさが疾走するインディー・ポップにハートを打ち抜かれた。曲調はグループサウンズやガレージパンクに形容されていることも多いようだが、個人的には大好きなオートマチックスを思い起こさせ、やはり「インディー・ポップ」という方が一番しっくりくる。
2017年9月26日
2016年の今頃にリリースされたアルバム「Silence」。最近、真夏日が続き、陽炎のようにゆらゆらと漂うようなラップが聴きたい衝動に駆られ、改めて手にしてみた次第。1年遅れで自分の気分が追いついた感じがしています。今の気分には「Superstar」ではちょっと刺激が強過ぎる。「Silence」が今の気分を潤してくれるのにはまさにぴったりでした。
2017年8月5日
「”AT THE DRIVE-IN”が帰ってきた!」
まさに「帰ってきた」という表現が相応しい。凱旋である。実は彼らはとっくの昔に再結成し、2012年には来日もして自分もこの目でその姿を確認している。しかし、フジロックで見た彼らは、動けなくなった過去のロックバンドで興ざめしたのを覚えている。まるでオールディーズのバンドを見ているかのようだった。
2017年6月13日
「Dear Me」と銘打たれたアルバムは、まさにOWELが自分たちの音楽をさらに突き詰め、今後の方向性を指し示した道標ともいうべき作品だ。エモーショナルな彼らの音楽はさらに純度を増し、音に、言葉に、繊細さと力強さが滲む。暴力的にも情緒的にも自在に表現できる彼らが、自分たちの音楽とは何かを突き詰めた形が集約されている。
2017年5月22日
大衆音楽になじんでしまった人間にとって、ブルースとは大抵つまらないものだ。しかし、中毒性がある。多分に漏れず、フィンクのブルースも・・・いやフィンクだからこそ、なのかもしれない。ヴィンテージ・マイク1本、ヴィンテージ・アンプ1台で録音された、ラフで生々しさを感じる音楽の裏に、これまでの音源に共通して流れるフィンクの根源を見た気がする。
2017年3月16日
肌が粟立つような感動を覚える「Perfect Darkness」とクライマックスへと続く「Sort Of Revolution」、そして一瞬の静寂を挟んで「ワッ」と沸き起こる観衆の歓声と満場のスタンディングオベーション。そこから伝わるライブの臨場感は、その場に立ち会っているかのような気分に浸ることができます。
2017年2月1日
眠りにつく前の1時間はパソコンやテレビを消して、好きな音楽をかけながらストレッチをしたりノートをつけたりするのが最近の習慣。先日、そんな夜のリラックスタイムに相応しい音楽をタワーレコードで見つけ、久しぶりにCDを購入しました。イギリスのエレクトロデュオ、「HONNE」(ホンネ)のファーストアルバムです。
2016年12月5日
FINKの世界感が確立されたと言っても過言ではない、名作「Perfect Darkness」のリリース後に行われたライブの様子を収録したアルバム。3ピースというシンプルな構成で行われたライブは、フィンクの爪弾くガットギターとその声だけで思わず泣けてくる自分にとって、どんなに豪華なオケを従えるより贅沢な構成なんです。
2016年6月17日
3月26日より公開の映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」の前売りチケットを購入しました。前売り券を購入するなんて多分これが生まれて初めて。嫁さんや子どもを置いて映画には行けないので、「007 スペクター」も「スター・ウォーズ フォースの覚醒」も、昨年どうしても観たかった「恋人たち」も、結局最後は観に行くことを諦めたのですが・・・。
2016年3月7日
1人になりたい時や、何かに追われている時、決まって聴きたくなる音楽がある。FINKの「Yesterday Was Hard On All Of Us」もそんな曲の1つ。どんなに追い込まれ、気分が滅入っていても、気持ちをリセットしてくれる曲。たとえ理不尽なことがあり、何もかも嫌になって、気持ちまで腐ってしまっても、そこから救い出してくれる曲。
2016年1月11日
嫁さんが実家で姪の洋服のお下がりを選別に行くというので、一人で留守番をしていた時のこと。結成20周年を記念してクラムボンの特集が組まれた「ユリイカ」を読みながらのんびりくつろいでいたら、裏表紙にイベントの告知が。「クラムボン イオンツアー in イオンレイクタウンmori 3月22日(日)14時から」・・・って今日じゃん!!!
2015年3月27日
共働きの頃は良く遊びに行っていたものですが、嫁さんが仕事を辞めてからは、あまり頻繁に出掛けることもなくなりました。最近の我々夫婦のデートと言えば、懸賞に熱心な嫁さんがコツコツ当てる映画のチケットやら取引先からもらう招待券などを最大限に利用する、いわば倹約デートが中心。土曜日は、六本木ヒルズで倹約デートを楽しみました。
2015年3月24日
キラキラとしたディレイと粗いオーバードライブの音に包まれて、優しくもちょっと影を引きずるようなとてもロマンチックな歌声は、まどろみながらずっと聴いていたくなります。内省的でインディーズライクな香りがプンプンして、否応なしに懐かしい思い出がフラッシュバックする感じがとても素敵だなぁと。
2015年3月6日
大好きなスマッシングパンプキンズが2015年にリリース予定の「DAY FOR NIGHT」と対を成す今作「MONUMENTS TO AN ELEGY」。国内盤の発売日はまだまだ先だっただけに油断していたら、輸入盤だけ昨年末にとっくにリリースされておりました。そんなことを全く知らずに店頭を訪れ、ビックリして即座に購入しました。
2015年2月18日