gohkiti AWARD 2015
今年も一年間、お世話になりました!
早いもので間もなく2015年も終わりを迎えようとしています。年内最後のエントリーは、総括と1年の散財に対する反省を兼ねて「gohkiti AWARD 2015」をお送りします。
この1年間、自らの生活やマインドに大きな影響を与えてくれたアイテムたち。そんなアイテムを自分に対する貢献度を元に、毎年自由気ままにランキング付けするこの企画(ちなみに過去の状況はこちら⇒2014年・2013年・2012年・2011年)。
それでは栄えあるトップ5のご紹介です。
第5位「PT01/BUSINESS(EVO-F)」
【BUY】PT01(ピーティーゼロウーノ)BUSINESS(EVO-F)フランネルパンツ(2015年11月3日)
今年は洋服の中で特に苦手とするパンツについて、苦手意識を克服するとてもイイ機会となりました。
ただでさえ目立たないアイテムである上に、長いわけでも細いわけでもない自分の足ゆえ、パンツに投資する優先順位は常に低く、これまではセール品やアウトレット品が中心でした。
しかし、自分の身体と正面から向き合い、真剣に自分に合うパンツを模索した時、最もスタイル良く見せてくれたのが、PT01(ピーティーゼロウーノ)のEVOフィットでした。
【BUY】PT01(ピーティーゼロウーノ)/BUSINESS(EVO-F)キャバルリーツイールパンツ(2015年10月13日)
コンプレックスをカバーし、キレイな下半身を演出してくれるこれら2本のパンツに学んだことは、苦手なモノほど優先的に投資すべきだ、ということ。ファッションにおいて、底辺が引き上げないと、一段のクオリティは得られないことを実感しました。
また、より快適な着用感を得るためのパンツのリサイズや、コットンパンツとウールパンツの特性と見せ方、ジャケットの着こなしの幅を広げるためのパンツのレパートリーの重要性等ついても身をもって学ぶことができ、収穫の多い1年でした。
第4位「smoothday/バスクシャツ」
【BUY】smoothday(スムースデイ)/バスクシャツ(2015年2月20日)
今年は何といっても長男の出産が一番大きな出来事でした。
そんな子どもの出産を前に、育児には丈夫で着回しのしやすいバスクシャツが便利だろうと、イクメンを目指すべく鼻息荒く購入したのが、smoothday(スムースデイ)のバスクシャツです。
The HAKONE Styling(CHRYSTON LONGのシルエット紹介)(2015年3月8日)
噂には聞いていたスムースデイ。しかし、そのファブリックに初めて触れ、噂以上の肌触りに衝撃が走ったことを今でもはっきりと思えています。
手に触れた瞬間に伝わる素材の素晴らしさはすぐに興奮へと変わり、是が非でも手に入れなければ!という欲求に変化しました。
厚手でとろりとした肌触りの生地にスマートなシルエットのバスクシャツは、子どもが生まれた今、夏場を除き大活躍。今やインナーの中で不動の地位を築いています。
第3位「伊東屋/ITOYA110イレーサブルボールペン」
【BUY】伊東屋/ITOYA110 イレーサブルボールペン(2015年5月15日)
今や仕事に欠かすことのできなくなったフリクションボールペン。しかし、その書き味の悪さからしばらく使うことを敬遠しましたが、伊東屋オリジナルのイレーサブルボールペンに出会ってからは考え方が大きく変わりました。
仕事上、校正チェックなども多いことから、何かと赤ペンを使う機会も多いのですが、ペン先に感じるガリガリした書き味が、このペンを使うことでものの見事に滑らかな書き味へと変化します。
一般のフリクションボールのリフィルをこのペンに入れるだけなのですが、持ち手からペン先へ流れる美しい形状や、手にした時のバランスや太さなど、文具専門店の計算された設計により、この滑らかな書き味へと昇華しているのでしょう。
このイレーサブルボールペンのおかげで仕事が数倍楽になりました。このペンと太さ0.7mmのリフィルの組み合わせが最高で、毎日職場でペンを走らせています。
第2位「DRAPERS/ORDER JACKET」
DRAPERS(ドラッパーズ)の生地で秋冬用のテーラードジャケットを作る Vol.1(2015年8月28日)
長男出産を機にカッコイイ父親になろうと、プライベートでもジャケットを羽織りたくて、縁あってストラスブルゴでオーダーしたDRAPERS(ドラッパーズ)生地のテーラードジャケット。
ドレスとカジュアルの中間、ビジネスとプライベートの中間、これまでクッキリ区分けしていた溝を埋める存在となったこのジャケットは、自分にとって新境地への新しい一歩となりました。
DRAPERS(ドラッパーズ)の生地で秋冬用のテーラードジャケットを作る Vol.2(2015年10月25日)
これまで混ざり合うことのなかったジャンル違いのアイテムを結び付け、橋渡しをするかのようなジャケット。
デニムパンツとドレスシャツ、Tシャツとドレスシューズ、そんな対極にあるモノたちをこのジャケットが上手くまとめてくれる感じ。
自分が本当に気に入る生地にはなかなか巡り合えないもの。運命的に出会った生地は難易度の高いブラウンチェックの生地でしたが、素晴らしいジャケットに仕上がり、心から満足しています。
第1位「OLIVER PEOPLES/Gregory Peck-J」
【BUY】OLIVER PEOPLES/Gregory Peck-J(ボストン型眼鏡)(2015年9月15日)
今やすっかり自分の顔に溶け込んで欠かすことのできないアイテムとなった、OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)のGregory Peck-Jが2015年の年間大賞に輝きました。
眼鏡探しで感じたことは、洋服や靴以上に自分の顔に合う眼鏡を探すのは難しいということ。そんな中、運命を感じたこのグレゴリーペックは今年一番の収穫でした。
かけることで柔和で知性と余裕を持った印象を与えられるボストン型フレーム。
視力を補強することは当然ながら、外れることのないフィッティングと、自分の顔にもぴったりと納まる小ぶりな作りが大いに気に入り、毎日愛用しています。
おそらくこのフレームに出会わなければ、今でも裸眼中心の生活だったでしょう。
今やこの眼鏡なしの生活は考えられないくらい生活に不可欠なモノとなっており、文句なしに今年のgohkiti AWARD第1位です。
2015年、最後のエントリーにあたり・・・。
年末もギリギリ書き終えることができました。子どもから解放される夜中と早朝の時間を利用して書いており、全体的に雑なまとめとなってしまっておりますがご容赦ください。
この企画も、始めた頃は新しいモノが次々と増え、5つに絞るのも苦労するほどにぎやかでしたが、今では買い物する機会が激減し、5つを選出するだけでも一苦労。年々寂しくなっており、この企画も今年までかなぁと思ったりしています(苦笑)。
齢を重ねるほどに派手なモノはなくなり、より実用的なモノにシフトしていることが良くわかります。特にこの1年を振り返ってみると、新たに購入するより、修理したりリサイズしたりする機会の方が断然多かったですから。
今年は新しいモノも取り入れつつ、これまで買い集めたモノをどう着こなすかについて考え、より自分似合うよう昇華することに注力した1年でした。次のステップへの移行期と位置付けられるかもしれません。
子どもが生まれ、自分の時間もあまり取れない状況で、ブログの更新回数もすっかり激減してしまいましたが、ブログは数少ない息抜きの場であり、これからも不定期ながら更新して参りますので、来年も引き続きお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
2015年もご愛読いただき、本当にありがとうございました。それでは皆様、どうか良い年をお迎えください!
TAGS: Drapers・Ito-Ya・OliverPeoples・PT01・Smoothday・Strasburgo | 2015年12月31日